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Xiaomi TV A Pro 43 2025をPCサブモニタとして使ってみた
Xiaomi TV A Pro 43 2025とは
9月頭に発売されたXiaomiの4Kチューナーレステレビです。
43インチというサイズで、お値段なんと税込み29,800円の爆安価格。
つい先日AmazonスマイルSALEなどで注目された商品の一つでした。
調べるとわかりますが、43インチでこのお値段は最安値クラスです。
その価格で本当に大丈夫なん…?という方の参考になればと思って公式サイトからクーポンを利用して購入しました。
とは言えPCのサブモニタとして使うつもりなので、4Kチューナーレステレビとしての感想はありません。その辺はもっと詳細なレビューしてるサイトさんにお任せします。
仕様(一部)
解像度:4K, 3840 × 2160
リフレッシュレート:60Hz
視野角:178°(H)/178°(V)
サイズ:43インチ
寸法(台座を含まない):957.4mm × 80.7mm × 562.2mm
重量(台座を含まない):6.0kg
壁面取り付け:100 × 200mm
HDMI:×3(eARC付き1ポート)
モニタの一部仕様を上記に抜粋しました。
台座を含まない寸法や重量だけを記載しているのは、モニターアームを使って設置するつもりだからです。
詳細な仕様が知りたい方は公式HPを御覧ください。
あと映像出力用のケーブルが付属しないので、別売りのHDMIケーブルが必要なのも注意が必要です。
サブモニタとして使用する理由
そもそもなぜ43インチのモニタをPCのサブモニタとして使用するかという話ですが、単純に安かったから釣られた!というのもあります。しかし明確な理由があります。
がっつりゲームをする時はメインのゲーミングモニタで遊んでいて、それ以外の場合は基本的にサブモニタを利用しています。
私の趣味としてTwitchでの配信視聴、Youtube鑑賞、Amazon primeでの映画鑑賞などが平日夜の楽しみとしてあり、それが大画面で楽しめたら素敵やん?と考えたわけです。
今現在使っているサブモニタが14年前に購入したもので、今なお使えている良いモニタではあるのですが、傷が付いてたり縦線ノイズが走ってたりするのでそろそろ買い替えかな、と。
Xiaomi TV A Pro 43 2025を設置してみる
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上がXiaomi TV A Pro 43 2025を設置する前の状態です。
右にメインモニタ、左にサブモニタとして配置して今回は左のサブモニタをXiaomi TV A Pro 43 2025と入れ替える形になります。
机自体がそこまで大きくないのに対し、モニタ自体が大きいので色々と配置を変えないとキツそう……執筆時点ではまだモニタが届いていないので、正直設置できるかどうかも怪しい状態です。。。
ちなみに設置前モニタの詳細は下記。
メインモニタ:Xiaomi G27i
※上記リンク先は公式HPです。
まずはモニターアームを設置する
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まずはモニターアームからデスクに設置していきます。今回用意したのはAmazonベーシックのシングル用のモニターアームで3000円と安価なものですが、可動範囲も広くケーブルを管理しやすい設計なので結構気に入ってるやつです。
ちなみにアームの接地面に補強プレートを重ねています。
モニターアームの耐荷重が10kgなので6kgのモニタでも重量的に問題はないはずですが、43インチという大きさですしデスクにかかる荷重を分散する目的で用意しました。
VESAマウントを100x200に対応させる
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Xiaomi TV A Pro 43 2025のVESAマウントが100 x 200mmなので、そのままの状態ではモニターアームのマウントと接続できません。
なのでVESA変換プレートを利用してモニターアームのマウントを100 x 200mmに対応させました。これでモニタと接続することが出来ます。
地味な役割ですが、今回使うアイテムではマストアイテムです。
ここで少し注意点ですが、VESAマウントと電源ポートがやや被ってました。電源ケーブルの取り付け自体は行えますが、もしかしたら変換プレートの形状次第では阻害してしまう場合もあるかもしれません。
ちなみに付属のスタンドを試してみましたが、かなり不安定でした。
デスクを揺らすとめちゃくちゃ揺れます。地震が起きた時に倒れそうで怖いので、モニターアームやなんらかの補強が必要そうです。
なんとか設置完了!!
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狭いPCデスクでしたが、なんとかモニタを無事設置できました!!
正直、机に収まりきらないことも想定していたのですが……一安心。
とりあえず設置が終わったので、実際にモニタを触って設定を弄りつつ自分好みの色味にしようと思います。
Xiaomi TV A Pro 43 2025の設定をする
接続してすぐにはサブモニタとして使えない
はじめはPCにHDMIで接続すればサブモニタとして使えるだろと思っていたのですが、最初にモニタ側の設定が必要になります。
1. モニタの電源ケーブルとHDMIケーブルを挿す。
2. モニタ下部の電源ボタンを押して電源を付ける。
3. モニタの初期設定を終わらせ、ホーム画面まで遷移する。
4. リモコンの歯車マークを押す。
5. 入力ソースから接続したHDMIポートを選択する。
上記手順を踏むことによって、ようやくPCモニタとして利用できます。
ですが接続した初期設定だとリフレッシュレートが30Hzだったりしてカクカクなので、更にいくつかの設定が必要です。
モニタ設定を変更する
上述したように初期設定だともっさりしているのでWindowsのディスプレイ設定とモニタ側の設定が必要となります。以下自分が設定したものを残しておきます。
Windowsの設定
・デスクトップ右クリック>ディスプレイ設定
テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する:150%
ディスプレイの解像度:4096 x 2160
・ディスプレイの詳細設定
リフレッシュレート:60Hz
モニタの設定
・ピクチャーモード:ゲーム
・色空間:ネイティブ
・彩度:70
・色温度:暖色
・ガンマ:BT.1886
・HDMIモード:増強
・暗いシーンの強化:オフ
・ダイナミックコントラスト:低
色味は暖色系か寒色系で好みもありますが、私は暖色系が好きなので温かみのある色味にしました。ただモード設定に関しては「ゲームモード」一択だと思っています。というのも「標準」や「モニター」モードだと、入力遅延があってストレスを感じます。
入力遅延の詳細な数字は検証してるサイトもあるので、気になる方はググってみてください。
感想まとめ
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43インチのモニタでアニメや実写映像を見てみましたが、めちゃめちゃキレイで驚きました!これは大画面で見る価値が大いにあります。
それとゲームのプレイも存外に悪くありませんでした。特にまったり遊べるADVなど良さげです。逆にFPSや格ゲーなどの動きが早く細かいものは、リフレッシュレートや入力遅延の関係で向かないでしょうね。
さて、今回PCサブモニタとして実際に使ってみましたが正直感動しました。この価格で、この大きさで、こんなに美麗だなんて……コスパ良すぎ!!
ただ色々な設定を自分で行わないといけないので、すぐに利用したい方や知識が無い方だと扱いに困るモニタかもしれませんね。
現在Amazonなどでは在庫切れとなっていて公式通販でも定価に戻っています。急ぎでなければセールや割引を待っても良いでしょう。
今メインで使ってるXiaomi G27iも発売当時はすぐに売り切れちゃいましたが、確か2,3ヶ月後くらいには在庫が復活してセールにもなっていました。タイミングが良かっただけかもしれませんが。
最後まで見ていただいてありがとうございました!
購入の参考になれば幸いです。ではまた。
→ 後日談
補足:今回利用したアイテム
モニターアーム:Amazonベーシック モニターアーム
HDMIケーブル:Anker Ultra High Speed HDMI ケーブル
VESA変換プレート:EAYHM VESA変換プレート
モニターアーム補強:ZepSon モニターアーム補強プレート
※上記リンク先はAmazonアフィリエイトです。