Tableau Certified Data Analystを受験してみた
はじめに
Tableau Certified Data Analystを初学者が受験した際の記録です。
日本語版の試験が出たばかりですが、少しでも受験の参考になれば幸いです。
Tableau使用経験(試験申し込み時点)
Tableau Desktop Public Editionでグラフ作成を約1週間ほど。
他のBIツールはPower BIを3ヶ月程度(レポート作成~共有など)。
Tableau Desktop Specialistをギリギリ合格。
試験に向けてやったこと
Pearson VUEで試験予約
手を動かして勉強する時間を取るため、勉強開始時の3週間後を指定して予約。
参考書を見ながら手を動かして再現する
「Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック 第2版 ~データ加工からダッシュボード作成まで~」を読みながら、Tableau Desktop Public Editionで再現。Tableau Prepを使用するところはトライアル版で。
Udemy視聴
Udemy「データサイエンティストを目指す人のための『ゼロからの Tableau 入門』」を、パラメータ、セット、LODなど気になるポイントのみ再度視聴。LODのあたりはまだまだ理解できていない。
ブログ
関数の知識がほぼ無かったので、クラスメソッドTableau Functions Advent Calendar 2017を全部読む。
2017年のものなので最新とは違うかもしれないけれど、Tableauの関数でどんなことができるのか、短時間で全体像を掴むのにものすごく役立った。
結果と手応え
771点で合格。750点が合格ラインなので本当にギリギリ。関数の知識ゼロだったら間違いなく落ちてた・・・
自分の手を動かして勉強していたので、Desktop Specialist受験時よりも「正解しているかが回答時にある程度分かる」という手応えはあった。
実力で合格するには
下記を分かっておくと楽そうだな、というポイント。
Viz作成の実戦経験を積む
やっぱりこれが一番。
書籍だとこのあたりが良さそう。
・Tableauユーザーのための伝わる!わかる!データ分析×ビジュアル表現トレーニング ~演習で身につく実践的な即戦力スキル~
Udemyの「データサイエンティストを目指す人のための『ゼロからの Tableau 入門』」でも、最後に実践問題が収録されているので答えを見ずに解いてみるのも良いかと。
機能を片っ端から触っておく
関数のアドベントカレンダーを全部見るのが効いたので、
・関数を全部使ってみる
・あらゆるメニューやボタンを全部触る
あたりも効きそう。
今後に向けて
操作方法だけでなく、Tableauをどう業務に活かすかの考え方を知りたいので、このあたりの書籍も読んでみたい。
・Tableauデータ分析 ~入門から実践まで~ 第2版
・データドリブンの極意 〜Tableauブートキャンプで学ぶデータを「読む」「語る」力
※Power BIの本だけれど、BIを使うための考え方を学べるこちらもおすすめ。(こちらはPower BI勉強時に既読)
・Microsoft Power BI入門 BI使いになる! Excel脳からの脱却
おわりに
Tableau Certified Data Analystを初学者が受験した記録でした。
次はAWSなど他の資格にチャレンジするつもりですが、また何か受験した際は記事にしてみたいと思います。