見出し画像

短文バトル「本の読み方」投稿

漫画を読む。
電子書籍で読む。
少しでも時間があれば読み始める。
1話から最新話まで通して読む。
まだ読みたいと思ったら、また1話から最新話まで読む。
先の展開を知るまでは気付かなかった、メインストーリーに絡む伏線が分かる。
また1話から読む。
今までは読み飛ばせていた、キャラの表情だけでされた表現にも背景があることが分かる。
また1話から読む。
各話のタイトルが2重の意味になっていたり、別の話のタイトルとつながっていることが分かる。
このあたりでその作品にハマっていると気付く。

小説を読む。
紙の本で読む。
紙の本の1ページの文字数、紙の重さがちょうどよい。
漫画よりも集中力が要るので多少まとまった時間がある時に読む。
コーヒーが手元にあるとなお良し。
読み始める前にブックカバーをつける。
読めない単語は漢字の雰囲気で読む。
分からない単語はよっぽど気になれば調べる。
一気には読み終わらないので、読み疲れたり次の予定があるときは栞をはさむ。
またまとまった時間があるときに再開する。
最後まで読み終えて、面白かったら同じ作者の別の作品があるか調べる。
何冊か読むうちにその作者の作品が好きになっている。

新書を読む。
紙の本で読む。
まとまった時間が欲しいのは小説と同じ。
面白かったら同じテーマの別の本があるか調べる。
何冊も同じテーマの本を読むと、そのテーマが少し分かるようになってきた気がする。

絵本を読む。
紙の本で、こどもが持ってきて渡してくれる本で読みきかせをする。
文章が短い本は、台詞を先回りして読まれることもある。
文章が長い本は、読み終わる前に次のページをめくられる。
最後まで読んだら、「おしまい!」「もういっかい!」と言われてまた読み始める。
読み疲れて「もうおしまい」と断ると、別の絵本を持ってきて手渡してくる。
そういう意味じゃないけれどと笑いつつ、渡された別の絵本を読み始める。



ここまで見ていただきありがとうございます。サポートを頂いた際は、熱量のある文章を書くために使います。