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潜る
役者。なりきる人。
僕には潜る人にも見える。
羨ましいな、と思う。
それは僕が演じたいからではなく、潜りたいから。
役者は役と自己を重ね、向き合うことが許される。
役を通して、解釈を表現できる。
でも、決して決して、仕事として役者をしたい訳ではない。
演じる役は自分で決めたい。
潜る役。役に潜りたい。
人生の役は可変で、みんなもっと役者的に生きてもいいのではないだろうか。
それともみんな、しっくり、きているのだろうか。
息継ぎは、足りているのだろうか。
それとも、息継ぎのために水面にあがったきり、あまりの心地よさに諦めてしまったのだろうか。
「野垂れ死ぬよ。そのままだと、多分。」
俺の、余計なお世話でした。
今日、椅子の上に正座して勉強している人を見た。
新しいな、と思った。
また、羨ましいって思った。素敵。
訳わからない人が好きだ。(みんなみんな訳わかんね!)
訳わからない人と出会って、訳わからないまま、へぇって思いたい。
へぇって思う心の拡張。心トレ。
訳わからないって、興味。世界の余白。好きの根源。
理論上、全ての人を愛せるかもしれない…のか。
〈今日の一曲〉 やめるなら今/ヒグチアイ