2回目の卵管造影検査
前回の続き。
総合病院でFT手術(卵管の詰まりを治す手術)を行うにあたり、私の状況を確認するために2回目の卵管造影検査を行うことになった。
確認することは、卵管のどこが詰まっているのかということ。
その詰まりの部分によっては手術ができないということ。
検査日当日、2回目なので大丈夫、余裕と思い病院へ。
検査の説明を受け、いよいよ検査と思っていたら、「じゃあまず内診で中にバルーンを入れるね」と言われた。
え?バルーン?前回はそんなの入れてないけど???
検査着に着替え、いつもの産婦人科にあるお股がパッカーンとなる椅子に座り、膣?子宮?にバルーンと言われるものを入れる。
そしてお股の内側にピロピロとバルーンの端っこがテープでくっつけられる。
「はい、じゃあそのまま検査室に移動してね~」
え、このピロピロがでたままパンツ履かずに歩いて移動ですか??
総合病院は、検査場所がみんな決まってるから歩いて行かないといけないのか・・・
あまり大きな病気にかかったことないから知らなかったけど、移動って大変。
う~、なんか歩きにくいし、ピロピロも気になる・・・
ちょっとメンタルが削られながら、検査室に到着。
検査台で仰向けになり、先生が到着。
造影剤を入れていくね~と言われたので、前回の検査後、血圧が下がり気持ち悪くなったことを伝えた。
じゃあ気分悪くなったら、また教えてねと言われ、入れまーすと造影剤を注入される。
え?ちょっと痛い、前回こんな痛みとかなかったのに!
先生「卵管の先の方まで造影剤入れていくね」
と言い、造影剤がおそらく勢いよく入れられ、激痛!
思わず、痛い痛い~と声を出してしまう。
体も少しばたつかせてしまう・・・恥ずかしい
早く終わって欲しいのに、造影剤がお腹の中を広がる様子を確認するからそのまま待ってね、と言われる。
痛みで私はぐったり。そして、また思った。
なんで私ばっかりこんな辛い目に合わないといけないのか。
ただただ辛い・・・・・・
そして検査台の上でぽろぽろと涙が。
情けない、でも辛い、涙が出てくる。
すると気づいた看護師さんがティッシュ箱を持ってきてくれた。
看護師さんはとくに何も言わず、まだティッシュいる?と聞くだけ。
あまり話したくなかったから、ありがたかったし、ティッシュとても助かった。
2回目だし大丈夫と思っていたのに、こんな思いをするとは全く想像していなかった。病院でやり方がこんなに違うなんて・・・
検査がすべて終了し、結果を聞きに診察室へ。
「もう少し勢いつけたら開通するかなと思ったけど、麻酔してないしね~」と言われる。じゃあやっぱ麻酔なしだったら痛いの当たり前じゃん!そりゃ痛いわ!そんな説明聞いてないし!
そして、結果、私の卵管の詰まりは手術では治せない場所にあるということだった。
あんな痛い思いしたのに、自然妊娠への道が閉ざされてしまった。
(FT手術したからといって、必ず妊娠できるわけではないんだけど)
これはもう体外受精へとスッテプアップすべきなのか・・・
病院に通いはじめて2年目を迎え、問題点は私の卵管の問題。
あと、卵管が詰まっていない方の卵巣からあまり排卵しないということ。
人工授精でもいいが、時間や年齢を考えると早めに体外受精にステップアップした方がいいとお医者さんも言っていた。
なぞの自然に妊娠したい願望がそれを邪魔している。
ステップアップを受け入れられない。
旦那さんは時間ばかりが過ぎるから、今頑張った方がいいと言う。
すごく悩む・・・