今更ながらエロゲーをプレイしてみた
どうも皆さんはじめまして。ニコニコ生放送とかいうインターネットの僻地で配信するなどしている「りこさ」と言います。以後、お見知りおきを。
表題の通り始めてエロゲーなるものをプレイしてみたわけですが、御存知の通りこんなものを配信するわけにもいかないので今回は読後感にも近いものをつらつらと書き上げていこうと思います。
では、対戦よろしくおねがいします。
◆『アイカギ』という作品
この作品は2017年にあざらしそふとさんから発売されたアダルトゲームであり、翌年にはその後日譚を描いた『アイカギ~アフターデイズ~』が、シリーズ作品として2019年には『アイカギ2』が、2021年には『アイカギ3』が発売されています。どうやら主人公の「春原望」とその幼馴染である「小鳥遊汐栞」の二人がひとつ屋根の下で愛を育んでいくという物語の様子。
FANZAにて2,300円ほどで購入しましたが、相場などはよくわかっていないために高いのか安いのか正直なところわかりません。4~5時間のボリュームでHシーンが7つくらいで2,000円強出せるか出せないかは個人に委ねられていると思いますが、たかだか2~3,000円で高い!!とかブーたれるこどおじはキモいだけなので閉まっちゃいます。余談ですが、俺は当時一切内容を知らなかったEscape from Tarkovというゲームに15,000円くらいだしているので何も感じませんでした。EFTは1ヶ月位でやらなくなりました、面白くなかったので。
◆はっきり言って『アイカギ』はクソゲーです
俺は本作で始めてエロゲーを経験しました。故に、エロゲープレイヤーがエロゲーに何を求めているのかや、制作が何を意図しているのかなどはまったくもってわかりません。そのへんの御託が聞きたいよ~~~!って人はここでBB推奨です。俺はかなり自己中なので。
強い表現を使えば人の注目を得られるとどこかで聞きました。どこかは忘れました。なのでクソゲーと評してみようと思います。ただ俺は他人のつけるクソゲーという評価をかなり信用していない方なので、クソゲーつっても色々あるだろと思ってしまう方です。例えばですけど、良いところがいっぱいあるのに悪いところがくっっっっそ悪くてもうどうしようもないゴミになっちゃった作品(某XVなど)は紛れもないクソゲーですが、良いところは特に無いけど悪いところも特に無く、けどプレイしていて盛り上がるようなこともなかった平坦なクソゲー(たとえは思いつかない)もあれば、低クオリティすぎてどうしようもなくなったもののなんか愛されているファイナルソードみたいなクソゲーもあるので、「クソゲー」と一蹴してしまっても実際にやってみるまでどういう感じのクソゲーなのかわからんやろというのが俺の考えです。某XVに関しては俺の期待を大きく裏切ってきた過去最悪の作品だったので気が向けば後に文をしたためてみようと思います。おそらく気は向きません。
で、俺が『アイカギ』に対して用いるクソゲーは+85点と-2兆点くらいのやつです。
・『アイカギ』の良かったところ
とりあえず先に85点の部分を見せておかないとクソきもエロゲーオタクどもにやっかまれそうなので良いと思ったところを良いと言ってみます。正直とはこのことでしょう。
まずなにより主人公とヒロインが同棲っぽいことをする中で徐々に距離を近づけていく過程をしっかりと描いています。俺はエロゲーをよく知りませんが、エロゲーをやるような人間って抜ければなんでも良いオークみたいなものだと思っているので初手からHシーンぶち込んどきゃ100点ブヒッ!って言うんだろって勝手に思っています。『アイカギ』は初手Hシーンでした。おや……? 基本ヒロインの子はおっとりとしている子なので自分の発言に対して数秒後に(それって○○ってことやんけ~~~!)とセルフツッコミをしてしまう輩です。愛らしいですね。なので洗濯物を干しといて!と主人公にお願いしておきながらそこに自分の下着があることを忘れていたりします。愛らしいですね。物語はヒロインが主人公を好きというところから始まりますが、物語中盤の告白のシーンでは男気ゲージがマックスになったのか告白カウンターを繰り出します。今までは同級生に茶化されても別にそんなんじゃないよ…!みたいな感じで相当かわいいことに変わりはありませんが、そんな感じに周りにはごまかしてきた気持ちをはっきりと表明するところではう~~ん恋愛っていいなぁと思ってしまいました。こういったカタルシスはエロゲーというか恋愛モノでは当然なんでしょうか、俺は詳しくないのでわかりませんが。俺は馬鹿だけどヒロインがヤリマンで誰のちんこでも加えるようなやつでそいつが主人公とくっついたところで対して旨味が無いのはわかります(わからない)。
この物語は主人公の主観で進められていきます。なので語りも主人公目線になっています。俺はノベルゲーすらやったことがなく(正確にはD.C.Ⅲを10分くらいやったことがあります。クソつまらなくてそのまま捨てちゃいました)、ヒロインの家にあがった際の「本棚には知らない本がいっぱいある。退屈だった俺はその中から一つをとって読み始めた。大抵はあらすじを読んだら続きも読みたくなるものだ。」みたいな語りをみて(ありえないだろ~~~~~~)と内心思ってました。常に行動の理由とか感想を思考しているとか何を考えているんだ?という気持ちです。ラノベとかにもこういうのよくありますよね。まあそのへんは置いておいて。本作では主人公目線を中心に、部分的にヒロイン目線の物語が挿入されます(上手いこと言っている)。これがエロゲー界隈において当たり前の手法か否かは俺はクソきもエロゲーオタクではないのでわかりませんが、ヒロインに対してのかわいいなぁというキモオタ心はなくさずに進めていくことができましたとさ。
あとヒロインのCVを務めている八尋 まみさんの演技がとってもエッチでよかったです!!!!!!!! 「んっ……んちゅ……はぅ……」みたいなやつってどうやってやってるんでしょうかね。むちゃくちゃリアルですっごいエッチな感じがしました。ちなみに俺はリアルのそれを知りません。映像で見たことあります!
・『アイカギ』の悪かったところ
主人公がむっちゃイケメンでした。悔しいですがそれだけです。こういうゲームの主人公はもっと陰キャっぽくあれよとつい思ってしまった。だってそうでしょう?画面が暗転したら見えてくるのは髭の生えた小汚いおじさんでしょう?それなのに作中の主人公がむっちゃイケメンだと俺はどういう気持でこのゲームを眺めれば良いんだ。せめてカントン包茎とかむっちゃ早漏とかじゃないと釣り合いが取れないでしょ。童貞のくせに前戯が上手で?巨根で?中イキさせられて?射精は大量?そんなんありえんやろ(クソでかため息)
あとずっとちんちん加えてるシーンがあって流石にふやけるやろと思いました。
◆総評
俺が童貞臭さ全開のせいで『アイカギ』がクソゲーに見えてしまっていただけなのかもしれません。俺がもっとまともな恋愛をしてきていれば別に主人公にムカつくこともなかったかもしれません。そんな人の底にいる俺でも(V豚に比べればマシやろ~~)と思うことでなんとか生きていくことができています。V豚はマジでキモいです。