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【スタッフインタビュー】電車でGO! ~6分間の大冒険~

こんにちは Ricora🌱応援隊長です

Ricoraの子どもたちの多くは、重症心身障がい児です(重度の身体障がいと知的障がいの重複)。
重度の身体障がいのある子どもたちの主な移動手段は車なので、電車に乗ったことのない子がほとんどです。
 
今回のイベントは、子どもたちの電車初体験「電車でGO!」
電車に乗ってどこかに行くよりもっと手前、電車に乗ることが子どもたちにとっては大イベント。電車に乗るだけですが、スタッフは準備に準備を重ねて計画を立てます。
実は、スタッフにとっても初めての体験。みんながワクワクドキドキの6分間の大冒険となりました。
その様子を、スタッフの菅ちゃんにインタビューしました!

菅ちゃん

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企画の内容は?

子どもたちと一緒に近鉄電車「九条駅~西大寺駅」に乗るという企画です。たった4駅6分間ですが、子どもたちにとっては大冒険になりました。
Ricoraの子どもたちは、重度の障がいのある子が多く、移動は車いすやバギーに乗っています。中には呼吸器をつけていたり、医療的ケアが必要だったり、普段は車で移動しています。ですので、ほとんどの子どもたちが、電車に乗るのは初めての体験でした。

子どもたちの様子は?

面白かったのは、子どもたちが電車に乗って景色を見るのかと思ったら、電車の中をキョロキョロ見ていたことです。「え?どこどこ?なになに?」という感じで。お出かけの時に電車が通るのを見て、みんなで手を振ったことはあるのですが、乗った経験はないので子どもたちにとっては知らない乗り物なのです。何度も電車に乗ったことがあれば、景色を楽しんだりするのでしょうけど、知らないものに乗せられて戸惑っているような感じでした。
自分の予想していた反応とは違っていたことが面白かったです。

周りのお客さんたちの反応は?

できるだけご迷惑にならないようお客さんの少ない時間を選んだのですが、一度だけ学校帰りの高校生と一緒になりました。学生さんは、少し驚いて遠巻きに見ている感じでした。でも、お母さんおばあちゃん世代の方は、笑いかけてくださったり、話しかけてくださったり、普通に接してくださいました。

準備は大変でしたか?

近鉄電車の駅員さんは、事前交渉の時からとても親切でした。子どもたちの乗った九条駅は無人駅なのですが、この企画のために、わざわざ別の駅から2人の駅員さんが来て待機してくれていました。駅構内のバギーでの移動がややこしかったり、エレベーターの乗り降りが大変だったりしたのですが、駅員さんが案内してくださってありがたかったです。

このイベントから学んだことは?

急遽決まった企画だったので、準備がバタバタしてしまいました。準備に関しては、いろいろな人を早い段階から巻き込んで、意見を聞いて、抜けはないかなどを確認しながら進めていく方がいいと感じました。一人で考えると抜けや見落としなどがあり、直前になってバタバタすることになってしまいます。
そして、スタッフも車椅子の人と電車に乗るのが初めてだったので戸惑うことも多く、たった4駅6分間の旅行ですが、子どもたちだけではなく私たちにとってもいい経験になりました。

次回の大冒険の予定を教えてください

今回は電車を体験するだけでしたが、次回は、何か目標を設定して電車に乗りたいなと思っています。例えば、行った先でおにぎりを食べるとか、おやつを食べるだけでもいいので、何かして帰りたいなとみんなで話しています。

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Ricoraでは、これからも重度の障がいがあったってどんどんチャレンジしていきます。
春には電車でお出かけしてみんなでランチができればいいな~と思っています。
今回、快くご協力していただいた近鉄電車のみなさま、どうもありがとうございました!


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