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宇多田先輩の背中を追いかけたい

※最後に一枚イラストあります!

8/3、代々木で行われた宇多田ヒカルのライブに行ってきました!最高でした...本当に...

いえ〜い🐻


Netflixで見られる、2018年のライブ"Laughter in the Dark"を作業用BGMでよく流すんですが、この時のライブって、自身の親や子への思いとか、音楽活動への思いとか、結構重たいものが込められていたな〜と個人的に感じるんですね。宇多田自身もちょっと涙ぐみながら歌ってたりとか、MCでもそういった思いを語っていたりとか。(余談ですが同じくネトフリで見られる"Live sessions from Air Studios"も大好き)

で、2024年Science Fictionに臨んだんですが、なんていうか、ものすごく肩の力が抜けて楽しそうな宇多田がそこにいたのです。

衣装もLaugher〜の時は全体的に黒かったのが、今回は真っ白なパンツスーツから始まって(めちゃくちゃかっこよかった)、カラフルな可愛いドレスも着て、そしてアンコールではグレーのタンクトップとリラックスジーンズで(アンコールの舞台演出エモすぎでした)、なんだかすっごくリラックス&Funの空気を感じた。

で、アンコールで出てきた宇多田ヒカルを見た時に、はっきりとわたしは「こうなりたい!!」と強く思ったのです。

今わたしは34歳で、これから様々なライフイベントが迫っていて戦々恐々としておるんですが、40代になって、リラックスして楽しそうな宇多田先輩がいる。表情から、なんというか充実感と余裕みたいなものを感じたのです。
わたしもこうなりたい、こんなふうにヘルシーに軽やかに40代を迎えたい、と強く思いました。

去年ビヨンセのライブ映画"Renaissance"を見た時も実は同じことを思ったのですが、その前のコーチェラのHOMECOMINGでは(ちなみにこれもNetflixで見れます。ヤバいです。真正面から殴られるような衝撃。)、宇多田のLaughter〜同様、自身のルーツや背負うもの、そしてそれをアーティストとして表明することへのビヨンセの激重感情と覚悟を感じました。一方でルネッサンスでは、すごくリラックスして、慈愛に満ちた表情のビヨンセがいたのです。

くしくもビヨンセと宇多田ヒカルはそれぞれ40代に突入したばかり。そのタイミングでのツアーで見た彼女たちの表情は、不思議と重なるものがありました。波瀾万丈の20,30代を乗り越えて、なんていうか、一つ違うステージに行ったんだな、という先輩方の姿でした。

そして、コロナや戦争や、あまりにも不安定な社会情勢を背景に行われた宇多田ヒカルのScience Fiction、でもあえてMCとかではそこに触れずに、楽しもうよ、今までの25年もこれからの25年も、祝福していいんだよ、というメッセージを軽やかに送ってくれたことが、わたしにはとても救いだったし嬉しかったです。

(あえて言うならセットリストに珍しく「誰かの願いが叶うころ」が入っていて、それは今の時代へのメッセージ性はあるかもな、と感じました。すごく好きな歌だったから生で聴けるなんて思ってなくて、本当に感動しました)


アンコールで舞台に帰ってきた宇多田はグレーのタンクトップとリラックスジーンズで、部屋着みたいなのに、大人の女性の優雅で余裕なオーラがあって、本当に素敵だった。
ああ、わたしもこうなりたい。わたしもヘルシーでリラックスした40代を迎えたい、と強く思いました。

先輩方のおかげで年取るの怖くなくなるよ。ありがとう。

彼女たちの背中を追いかけて、残り6年の30代を楽しんで、晴れやかに40代を迎えるぞ、と、小さな誓いを立てたのでした。

覚え書き的らくがき。来年はAcneのジーンズを買うぞ!


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