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結婚相手=人生のパートナー

20代前半までは、結婚する相手の肩書きや年収など、人から見てどうかを無意識のうちに選んでいたかもしれない、、
けどそれが崩れ去ったのは、ツラい離婚をしたから。わたしにとっての離婚は、とても意味のある経験でした。

24歳で初婚だったわたしは、ある意味ノリもあり、まぁ、好きだし別れる理由もない。結婚って何かをあまり分からないままゴールイン。そこから5年間の月日を経て離婚するわけですが、この5年が素晴らしくわたしの人生観を変えてくれました。

スペックよりも、まず自分と相性が合うか合わないかを確認するようになったこと。
相手に幸せにしてもらうではなく、相手がいなくとも自分が幸せな状態でかつ相手がいたらもっと楽しいという相乗効果のある関係が築けるかということ。
書類での家族関係ではなく、わたしが考える家族の定義に合うかどうか。家族の定義というのは、辛いとき側にいてくれる、正月は家族一緒に過ごすなど些細だけど自分が大切に考えていることです。
 
元夫と私は性格が似ていてそれが喧嘩の原因になっていたことや、まだ24歳で社会人としてキャリアもお互いまだこれからで経済的精神的にも自立もできていなかったこと、お互いの生まれ育った家庭環境が真逆の性質で歩み寄れなかったことが、別れの原因でした。

  
29歳で離婚したあとも、何人かとお付き合いをしましたが、2人とおわかれ。
そんな中、まだわたしは結婚というものは何かを理解できていなかったように思います。
子供が欲しいという願望が1番ではなかったので、家族を早く持ちたいという想いもなく、であればなぜ結婚するのかな?と考えるように。かなり迷走していました。

付き合っても上手くいかない、
結婚もなんでするのかわからない、、!
ひとりでも楽しいし!と自暴自棄気味だったかも、、

そんな中、いいなぁと思う相手と付き合わない関係を持つことで、自分の中にある寂しさを必死に埋めようとしていました。そうすることで仕事を頑張るモチベーションにもなっていたから。
でも、その相手との夜は素晴らしく寂しいもので、わたしの心の寂しさをさらに助長させることになりました。
そこで気づいたんです、、
わたしは愛が欲しいんだと。

一生、寄り添って悩みも嬉しいことも分かち合える
心から通じ合う温もりに包まれたい、、
そんな人生のパートナーがほしい。

わたしの心からの叫びが聞こえました。
これがわたしの結婚したい理由でした。

こう思えたのは初めての経験だったので、寂しくてもすぐにその相手とは距離をとる決断をしました。

初婚から離婚、離婚後も、結婚について考えを巡らせてきましたが、結婚したい理由が明確になったあと、今の夫に出会うことになります。今夫は、わたしが思い描く夫婦像そのままで、歳を重ねるたび、パートナーシップが深くなるたびに愛情が湧いてくる人。

あの5年の辛い結婚生活は何だったのか、、自分が結婚に求めるものをハッキリさせることで選ぶ相手も変わり、人生も大きく変わったことを実感しています。

だから、、もし苦しくて悩んでいる人がいたら決して幸せになることを諦めないでほしいです。

どうか、心の声をきいて、わたしはどうなりたい?と問いかけてみてください。
必ず答えはご自身の中にあるとおもいます。



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