カハラのスーパーで感じたバレンタインよ
このところ、食材の買い物は週に1度まとめてするようにしているのですが(我が家の場合、ダンナさんが行ってくれることが多い)、今日の買い物はそれとは別。お目当ては、どうしても急に食べたくてたまらなくなった「キヌアのサラダ」と在庫が切れたハーブティ。それだけささっと買って帰ってくるつもりでした。
向かったのは、昨年11月にオープンしたばかりの「カハラマーケット」。新しくてきれいなだけでなく、ローカルの食材やアイテムをいい具合に扱ってくれているので買い物が楽しいんですよね。サラダの種類も豊富だし、焼き立てのピザなんかも美味しい。というわけで、つい立ち寄ってしまうお店のひとつです。
ふらっとお店に入ると、入り口近くにお花売り場があるんですが、今日はいつもに増して華やかな雰囲気!
そうだ、もうすぐバレンタインデーなんだったよ。
日本では女性が好きな人にチョコレートをあげる日、となっているバレンタインですが、ここアメリカではとらえ方が違う。どちらかといえば、男性側が女性にプレゼントやお花を贈り、ロマンチックに過ごす日……というイメージです。というか、あまり性別とかにはこだわってないのだと思う。大切な人に、愛情や感謝を伝える日という感じなのかな。
だから、この時期はバラをはじめ、華やかなお花などがたくさん売られてるんです。なんとなくピンク系のスイーツやオシャレな飲み物、可愛らしいカードなどもいっぱい。自分が買うわけでももらうわけでもないけど、なんとなくワクワクしちゃいます(笑)。
そういえば、以前会社勤めをしていた時、同僚の女子1名に、彼氏からバラの大きな大きな花束が会社に届けられてびっくりしたことがあったっけ。比較的日本人が多い職場だったので、そんなロマンチックな演出にみんなザワザワ。そして、当事者以外の女性陣が一斉にその花束の写真を撮って、それぞれのパートナーに送りつけてたという……。
「あら、私にはお花は届かないのかしら?」のプレッシャー(笑)。
いずれにしても、「女性からチョコレート」という風習はほぼない。ましてや「義理チョコ」的な儀式も一切ないのは、私にとっては非常〜に快適(笑)。まあ、我が家はダンナさんも日本人なので、私宛にバラの花束が届けられるようなサプライズは未だかつてないのだけれど、それはそれでよしとしましょ。
コロナ禍でなんとなく気が重かったり静かにしてなきゃっていう感じがする毎日ですが、こうやって日常の中に“彩り”とか“温かい愛”みたいなものを感じるとちょっと嬉しくなっちゃうんだな。前にも書いたように、私、流されやすいので(笑)。