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ハワイアンタイムも人それぞれ。素敵なロコに学ぶこと

ハワイと日本の間でビジネスしていて、良く耳にするのが「ハワイアンタイム」ってヤツです。実際の時刻を表すハワイ時間、日本時間、ということじゃなくって、まあ言うなら「ハワイだから時間の感覚がのんびりしてるよね。ゆるいよね〜」という感覚を指す言葉でしょうか。

時間ピッタリ、とかあんまり無いんだよなあ…(笑)

たとえば、絶対に開店時間が過ぎているのにシャッターが降りている小さなショップ。10〜15分くらい待って、スタッフが遅れて来てオープンしたとしても「Thank you for waiting!(お待たせしました〜♪)」くらいの感じ。「お客様、申し訳ございませんっ!」という本気のお詫びはまずありません。逆に、それくらいじゃお客さんの方も怒らないんだけどね。

その昔、冷蔵庫を買って届けてもらった時のこと。配達日の指定はできたけど時間指定は不可。何とかお願いして「午前中」か「午後」だけは選ばせてもらったのだけど、それすらも絶対ではないと言われ(苦笑)。仕方なく一日予定を空けて待っていたら、届いた冷蔵庫の扉がオーダーしたのと逆向きで!どうやってもキッチンにフィットせず、結局持って帰って再配達になります……って。

「1日でも冷蔵庫がないと、めっちゃ困るんだけど!!うぎゃー!」ってことがあったっけ。

仕事上でも、たとえばメールの返事がなかなか来ないとか、電話して伝言しておいたのに折返しが遅いとか(ないとか)、そういうのもまあ確率高し。「担当者がバケーションに入ってしまったので2週間後にお返事します」的なのも、しょっちゅうだったような。誰かに言付けをしておくとか、休みの間の連絡事項は誰かに引き継ぎしとくとか、そういうの徹底してないのね(苦笑)。

まあ、とはいえ命に関わるような場合はそんなことないわけで、最終的にはどうにかなることがほとんど。この感じにもだいぶ慣れてきたし、あまりカリカリしすぎるのも良くないかな、なんて感じておりました。

でも。やっぱりきっちりしてる人もいるのだ!

そんな中、最近仕事でやりとりしているローカルの人たち、ものすごく反応が早かったり思いやりのある対応をしてくれる人が多いんです。そして、そういう人ってほかのこともちゃんとしてるんですよね。たいへんな状況でも前向きだったり、たとえば、今の時期のマスク着用率やソーシャルディズタンス的なことに対する考え方もきちんとしているよう気がします(あくまで個人的な見解ですがw)。

そして、そういう人たちとの仕事はものすごくスムーズで心地いい。打てば響くって、やっぱり最高!自分に誇りを持ってる感じも好き。コロナ禍に、そういう人たちと新たに出会えたことはすごくありがたく、そしてなんとなく「必然」を感じたりもするんです。

自分も、そんな人から「この時期に一緒に仕事できて良かったよ。会えて良かったよ」と思ってもらえるようにしたい。そう思うと、なんだか日々の行動が変わってきます。

もちろん、ずっと気を張ってることはできないし、だいぶスローな生活を続けちゃっている私ですが、でもね。ハワイアンタイムの心地よさをたっぷり感じながらも、襟を正して生活したいなと(笑)。今さらではありますが、素敵なロコに、また学ばせていただきました。

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