小一時間のドライブで非日常の“好き”へ -ハレイワタウン-
オアフ島って、日本でいうと岐阜県と同じくらいの大きさなんだそうです。東京都全体と比べるとその70%くらいのサイズだとか。と言われてもぱっと想像しにくいですかね(笑)。
そんなオアフ島には、世界に誇る観光地であるワイキキやアラモアナ以外にも、様々な街があります。先日は、久しぶりに島の北側「ノースショア」へ行ってきました。
雰囲気あるヒストリカルタウン「ハレイワ」へ
ワイキキからスタート、フリーウェイをドライブして約1時間ほどでノースショアの中心地「ハレイワタウン」に到着します。1時間なんてあっという間…と思われるかもしれませんが、オアフ島で1時間のドライブってけっこうな移動距離なんですよね。実際、コロナ禍のここ1年でハレイワまで来たのはこれで2度目ってかんじで。
ハレイワは、ヒストリカルタウンとして保護されている地域でもあり、ちょっとノスタルジックな雰囲気が魅力のエリア。街の中の建物も、高層階の物件はないし色味やデザインも街の風景に溶け込むようなものに制限されています。マクドナルドや郵便局も、一見それとはわからないくらいおしゃれな雰囲気なんですよ。
ハワイ産のコーヒーが飲めるカフェ「コーヒーギャラリー」やもうすぐ創業70周年を迎える歴史あるかき氷屋さん「マツモトシェイブアイス」など、個性的なショップやカフェが多数あって、なんとも楽しい。
名物のガーリックシュリンプや、テラス席で食べるアサイボウルなんかもたまりません。
というわけで普段は、観光客が数多く訪れて渋滞が起こるほど賑わうエリア。日本のハワイファンの間でも大人気の街なのですが、さすがに今はちょっと静かでしたね。大好きなコーヒーギャラリーも、店内での飲食はできなかったし、いつも行列のフードトラックも並ばずに変えちゃったりして。やっぱりハワイは旅行者が少ないと寂しいんだな……。でもね。ローカル同士がお店をサポートしあったり、アロハな優しい雰囲気も感じられて、ものすごく居心地が良かったんですよね。
いつもより静かだけど……やっぱり好きな街だった
今回、ちょっと仕事も兼ねてのノースだったので、あんまりゆっくりしきれなかったのが残念でしたが、次回はまた時間に余裕を持って訪れたいなあと。ワイキキでは味わえない、特別な時間を過ごせる場所であることを確認できて、すごく良かった。ずっと会えていなかった人にも、久しぶりに顔を見せられたし。
私はサーフィンもしないし(冬のノースショアは世界的なサーフィン大会が行われるサーファーの聖地!)、ノースの良さを知り尽くしている人からみたら完全ビジターなんだけど、なんだかこのエリアって癒やされる。日本やアメリカ本土はもちろん、ハワイの中の隣島へですら旅行に行きづらい今。でも、こうして1時間ちょっとドライブするだけで、自分にとっての非日常な癒やしに出会えるのってほんと幸せです。息抜きしながら、自分にできる形でのローカルサポートをしつつ、感謝してがんばっていこう。動くことの大事さも再認識。
いつも良くしてくれるマツモトシェイブアイスのオーナー、スタンリー(上の写真♪)が「お土産に持っていきな」ってくれた、メイド・イン・ハワイのクッキーをぽりぽりいただきながら、優しい気持ちでこのnoteを書いています。
いつもありがとう、スタンリー(笑)。どうもありがとう、ハレイワ・タウン♥やっぱり、好きだー。