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「おこもり生活60日超え」のハワイ暮らしよ…

今日は2020年5月27日(木)。ハワイがロックダウン(外出禁止令)という状態になって、なんと2ヶ月以上が経ちました。ウォーキングや食料買い出し以外に出かけることもほぼない「おこもり生活」が60日を超えた今日このごろ。今、思うことを書き留めておこうと思います。

◆ロックダウン直後に書いた記事はこちら↓

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、3月23日(月)の夕方に発令されたオアフ島の外出禁止令。その時点では4月30日(木)までとされていたこの措置が、5月31日(日)まで延長となったのが4月23日(木)のこと。さらに、現段階では「Stay-At-Home(自宅待機令)」だったものが「Safer-At-Home order」(自宅での安全命令…ってイマイチ違いがわかりにくい!)となって、6月30日(火)まで延長されている状況です。


楽園ハワイで100日(予定)もの緊急事態時間を過ごすとは…!

実に、合計100日ですよ!この楽園ハワイが、100日にも及ぶ緊急事態下に置かれるとは…ほんとに数ヶ月前には想像もしてなかったよ。

ただし、6月末までこの状態が解除されないなんて!と驚いたものの、ガチガチに不要不急の外出を禁止されていた状態からみると、徐々にいろいろなことが緩和されているのは事実。だって、ハワイ州での新規感染者数、地道にずーーーっと横ばい状態で推移してるんだもの。ちなみに、ハワイ州全体で直近1週間(5月21日〜27日)の新規感染者は6名。オアフ島だけでみたら「0名」ですから。ほんとに、ほんとに、頑張ってるよね。ハワイ。

◆日々のハワイ州での新規感染者数はここで見られます↓


ビーチに出られると、ローカルは元気になる!

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たぶん、ローカルにとって大きかったのは、5月16日(土)にビーチが開放されたことじゃないかなと思います。それまでも、エクササイズとして海でのサーフィンや水泳は許可されてたんだけど、ビーチで座ったり寝転んだりすることは禁止されていたんですよね。それがこの日をもって解禁〜〜〜!

もちろん、一緒に行っていいのは、居住をともにする家族(Max10人まで)とされ、友だちと遊ぶことは許されない…などの条件はいろいろあるんですが、ビーチにマットを敷いたりパラソルを立てたりすることがOKになるのは、ハワイ住民にとってはめちゃくちゃ重要なこと。このところ、天気の良い日が続いていたこともあり、久しぶりにビーチに活気が戻ってきたのはやっぱり嬉しい。

※ただし、先週のメモリアルウィークエンドははしゃぎすぎた人たちがビーチで集まりまくり、さすがにちょっと心配なんだけど…大丈夫でありますように。


ショッピングセンターも徐々に再開…のはずが

ビーチとほぼ同時期(5月15日)には、ショッピングモールなども再開OKとなったのですが、アラモアナセンターやロイヤルハワイアンセンターなどではこの日にオープンしたショップはまばらだったよう。

ワイキキのインターナショナル・マーケットプレイスも、リテールショップはほとんどがクローズの状態でした。↓

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このあたりは、様子を見ながら徐々にオープンしていくのかな。あんまり急じゃない方がいいかも…っていう慎重派の声も聞かれたし、これからに期待です。

そんな中、めちゃくちゃ賑わっているのが、庶民の味方「Ross Dress for Less」(笑)。5月24日(日)に再オープンした途端、オアフ島の各店舗どこも、入店待ちの長〜い行列ができたらしいです。ソーシャルディスタンスを守って並んでるからこその行列の長さなんだとは思うけど、みんな、こぞって何を買ってるんだろうか。洋服かな(ステイホームで若干サイズが変わっちゃったとか?)、それとも日用品(片付けとかしすぎて模様替えしたくなったとか?)、それとも…?

私はまだ行けてないので、もうちょっとしたらトライしようかと。もちろん、入店時のマスク着用は必須です。


レストランは?観光ビジネスは?今後どうなる?

こんな状況の中、6月5日(金)からは、待望のレストラン内での食事がOKになるとのニュースが!

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現在はテイクアウトやデリバリーでの営業のみ許可されている状態で、車に乗ったまま食事などをピックアップできる「カーブサイドピックアップ(curbside pickup)」などもだいぶ増えたハワイ↑。それはそれで便利だし、がんばってるレストランを応援するために積極的に利用もしています。

でもやっぱり、レストランやカフェの中でゆっくりしたい…って思っちゃうわけで。テーブルの間隔を開けるとか、マスク着用とか、いろいろ条件はあるにせよ、解禁になったらだいぶ気分が違うと思う。ってか、実現したら嬉しすぎて泣くかも(笑)。

さらに、そろそろ美容院や理髪店、美術館や映画館などの再オープンのタイムラインも見えてきました。いい感じ!日本での表現的に言えば、緊急事態宣言は解除されていないけれど、不要不急の外出以外に、できることが増えてきた…ってところでしょうか。

ハワイ経済の主軸、観光ビジネスは今後どうなる?

こうなると、やっぱり気になるのが観光ビジネスの今後です。現在、「ハワイ居住者及び州外からの渡航者に義務付けられているハワイ州到着後の14日間の自己隔離」は6月30日までとされています。日本からハワイへ直行の飛行機も、現在は飛んでいない状況です。これが、いつ、どのような形で緩和されるのか?つまり、日本からハワイへの旅行者(だけじゃなくてハワイ居住者も)が戻ってくるのはいつになるのか?ですよね。

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静かなワイキキは、やっぱり寂しいもん…。でもでも、徐々に前向きな案も出されているようで、とにかく知事や市長からの発表から目が離せない状況です。観光業で成り立つハワイの経済を考えると、ほんと、一番大きなのはココだよ、ココだってばさ!飛行機に乗る前の検査とかさ、到着時のケアとかさ、やれること全部やって体制を整えていこうよ…!!!!!

ただ、現状、アメリカ本土から「観光目的」でやってくる人たちが連日数百人レベルでいるんですよね。彼らももちろん「ハワイ州到着後の14日間の自己隔離」が義務付けられているのですが、なかなか守れない人も多く…。ハワイでは、自己隔離期間にビーチや買い物などに出かけて逮捕される人たちのニュースが連日のように報じられております。もうね、ほんとに、お願いだから守って欲しい。島の民は怒ってますよ!こんなに我慢を強いられているのに、飛行機代が安いとかハワイはなんだか安全っぽいとか、そんな理由で遊びに来ないで…。来たら自己隔離して!今はみんなでコロナをやっつけようよ。ほんとに、ほんとに🙏

最後ちょっとずれましたが(笑)、予定ではあと1ヶ月ちょっと続くであろうハワイの緊急事態。ルールを守りつつ、情報を集めつつ、踏ん張っていくしかないですね。

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日本人旅行者の方を案内するガイドドライバーのダンナは完全無職状態。初の海外留学がキャンセルされて泣いてた娘、高校シニアなのに卒業式もプロムもキャンセルになった息子…そして、私。

辛いけど、厳しいけど、いろいろあるけど文句を言っても好転はしない。「いやほんとにさ、あのときは大変だったよね〜」と笑って話せる時が来るまで、もう少し、頑張ろう。

きっと、あとちょっとだよね、と信じて今日もおこもりしています。

◆ハワイ州観光局からの関連情報はこちらで確認を↓


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