久々のテラス席に、あの頃の思い出があふれ過ぎていた話
以前、ワイキキの中心地にオフィスを構える会社でガツンガツン働いていた頃、週に数回ランチを食べに通っていたレストラン「アロハテーブル・ワイキキ」。編集部の仲間たちと、いろんな話をして、いろんなことを考えて、時には取材でもお邪魔していろいろな記事も書かせていただいた、たくさんの思い出が詰まったお店です。
このコロナ禍で、しばらく休業していたのですが、ついに再オープン。そのニュースを聞いて、またも大好きな先輩と一緒にランチに行ってきました。
新たな対策と、変わらない雰囲気の絶妙バランス
お店の入り口にはハンドサニタイザーと体温計が置かれ、ここで検温してから入店するようになっていましたが、それ以外は以前と同じ懐かしい雰囲気。
元気な声に迎えられて店内に入り、以前よく座ったテラス席に案内され、以前よくオーダーしたコブサラダを食べて。「あー、これだよ、これ。この感じだったよね、ワイキキ!私のホーム!!」と心が震える感じだった自分に、ちょっと驚いてしまいました。
以前にも書いたのだけれど、「味」と「記憶」は強くつながっていると思うんですよね。(↓↓↓)
またも、あの頃の記憶がこじ開けられたよ
久しぶりのテラス席で、あの頃の、とにかく必死だった日々や仕事の悩み、励まし合っていた同僚や後輩のこと……コロナでぽっかり抜け落ちてしまった時間を一気にさかのぼって、どどーんと思い出した感じ。うん、また記憶の引き出しがこじ開けられたんだと思います。
それは温かくて優しくて、少しほろ苦い記憶で。一口ごとにいろいろな思いが交錯して、少しドギマギしちゃいました。正直、ちょっと想定外だったほどに。今まで全然思い出さなかったことまで、一気に来た(苦笑)。
なにはともあれ、この場所が復活してくれて本当に良かった。また、笑顔でこのお店に来られたことが何よりうれしいです。再開してくれてありがとうございます。
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少しずつ、でも着実に、開き始めたワイキキのビジネスたち。目に見えないウイルスとの戦いはまだ続くけれど、でも徐々に外に出るようになり、「お久しぶりです!」の挨拶を重ねて、また多くの人と徐々に直接会えるようになったり、仕事ができるようになったり、元気になっていきたいな。
その中で、自分の記憶や思いを再確認したり、時にはリセットしたりするために、こうして久しぶりに行った場所や会った人のこと、言葉にして残しておくようにしよう。そう、あらためて思った幸せランチタイム……。楽しかった。美味しかった。そして、うるうるした(だから最近、涙腺弱すぎなんだってば!)。
ごちそうさまでした。また、行きますね。
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