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人生の選択を考える
ここまでの人生で、私たちは、本当にたくさんの選択をしてきました。
それらの選択をしたとき、みなさんの選択肢は多かったでしょうか?
それとも、これか、これ、みたいに二者択一のほうが多かったでしょうか?
昔、母が、私にいろいろと習い事をさせる理由として、
「選択肢がいっぱいあったほうが、可能性が広がるから」ということを言っていたのを記憶しています。
ということは、私はこれまでの人生では、多くの選択肢から、自分に最適と思うものを選択してきたのだと思います。
親の考えって、結構、刷り込まれますよね?
そして、私も親になって、自分の子供にも同じ教育をしてきたわけですが・・
その結果、気づいたことは、
「選択肢、多すぎたね・・」です。
私の子供は、学校を選ぶときも、仕事を選ぶときも、選択という行為自体を投げ出してしまうほど、いつも悩んでいました。
それは、ある意味、贅沢な悩みに見えるかもしれませんが、散々悩んだ結果言われるのは、
「お母さんが、どっちとどっちっていってくれたら、そこから決める。」
自分のことなのに・・と思いますが、本人的には、悩みぬいた結果だったりするのです😓
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『人は、選択肢が増えるほど、困惑しやすくなり、選択後に後悔しやすくなる』
これを、【選択のパラドックス】といいます。
私も、母も、『決断をするときは、できるだけ多くの選択肢があったほうが有利だ』、と思っていましたが、実は、選択肢が多いほうが、迷いが生じ、選択した後も、後悔をしやすいのだそうです。
人生の選択肢が多いことで、悩む時間が増えるだけでなく、後悔する時間も長くなってしまうと、幸福度はどんどん下がって、大事な選択すらも、投げ出してしまうようになるのです。
いま、私は、子供には、「無理に選択する必要はなく、なにより心がわくわくすることをやっていって欲しい」と伝えています。
それは、年齢に関係なく、人生をシンプルに楽しく送るためには、必要なことなんじゃないかな?と、今更ながら実感しています。
人生100年、皆さんはどう折り返す?
私は、シンプルにワクワク💕を求めて生きていきたいです!!
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