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SNSのぞくのやめたら早起きになった話

SNS:時間泥棒から意識的なツールへの変革

無意識に奪われた時間

SNSは、誰のスマホにも入っているツールの一つだ。家族や友人との繋がりに欠かせない。情報収集やエンターテイメントにも役立つ。しかし、使い方によっては、時間を浪費してしまう「時間泥棒」にもなり得る。

ここでは、実際に体験したSNSの落とし穴と、意識的な使い方への変革について紹介する。

時間家計簿:認識と事実の乖離

筆者はSNSを主に情報収集と動画視聴のために利用していた。投稿はほとんどせず、食事をしながら、掃除しながら、歩きながら、信号の待ち時間に、何かをしながらサラッと横目で確認する程度の距離感で消費していた。ついついショート動画を無心で見つめることもあったが、時間を無駄にしている感覚があったため意識的に切り上げるようにしていた。帰宅後、特にリラックスタイムを設けることもなく、食事、入浴を済ませ、就寝する毎日。

ある日、ふと帰宅から就寝までの時間を計算してみると、合計4時間にもなっていることに気づいた。フレンチのフルコースでも食べたんか。いや、もやしと鶏むね肉とりんごを食べただけなのに。時間の支払いが多すぎるような気がした。

そこで、試しに帰宅してから寝るまでの間、SNSを見ない生活を送ってみた。すると、なんと2時間も早く就寝できるようになった。つまり、SNSが私の時間を2時間も奪っていたことになる。

使途不明時間:なぜ時間が奪われていたのか

SNSを見ながら行動すると、意識が分散され、本来の動作が非効率になる。例えば、食事をしながらだと食べ物をこぼしたり、SNSに気を取られている間は、目の前のことに集中できず、作業が中断してしまうこともあった。その結果、本来であれば短時間でできる作業も、時間がかかってしまうのだ。

質量保存の法則:できた時間は何かで埋まる

SNS時間を減らした結果、2時間も早く就寝できるようになった。睡眠時間が増え、朝に生まれた時間で読書やnote執筆といった、これまで時間を取れなかった活動ができるようになった。

この経験を通して、「ほんの少しの積み重ねが、大きな変化につながる」ことに気づいた。SNSに限らず、食事もそうだ。食べた意識の低い一口の積み重ねが体重増加を招く。お金も同様に、少額の浪費の積み重ねが生活を苦しくする。現状把握で認識と事実の乖離を埋めることで、より充実した生活を送ることができるのだ。

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