ギター&ギタリストの祭典『GUITAR CANVAS Vol.10』イベント後記【3】
ギター&ギタリストの祭典『GUITAR CANVAS Vol.10』イベント後記【2】はこちら
TATSUさんが放った衝撃のひと言!
リハーサルは着々と進み、JACKS'N' JOKERの曲「JOKER」の番になった。
ボーカルは、私が担当する。
JACKS'N' JOKERは、私が若い時代の音楽そのもの。
「JOKER」は、若者たちの荒々しい鼻息そのもの。
時代を写す歌詞は、尖っているけれど、それでいて甘酸っぱくてキラキラしてる。
これをTATSUさんのギターで歌えるなんて、興奮するぜー!
なんてハイテンションになった私に、TATSUさんから衝撃のひと言が発射された。
「J’N’Jの曲をバンドサウンドでステージで弾くのは、解散してから初めてなんですよ」
……なんですってぇぇぇぇぇぇぇぇ!
つまりそれは、記念すべき瞬間やなかねぇぇぇぇぇぇ(じゃないですか)
それを、私が歌うっと(歌えると)ですかぁぁぁぁぁ!?
もう、はよ言いんしゃーーーーい(早く言ってよ)
いや、はよ言われたところでなんもできんばってんがくさぁぁぁぁ(何もできないけれど)
*カッコ内は博多弁の標準語訳。RICKEYは興奮すると第一言語の博多弁が出ます。「ばってん」は平成以降あまり使われなくなったと聞きました
これは大役だぞ。
ジョージ吾妻さんが「5Xでしか演奏しない」と言っていた「悪い夢」をGUITER CANVAS で解禁したときと同じインパクトだ。
↑「悪い夢」解禁の日(第3回ゲスト、UNITED・大谷慎吾さんのアツいリクエストに応え、ジョージさんが演奏してくださいました)
私はボーカルのNIXXさんにはなれないけれど、私なりに「JOKER」を理解して歌おう。
思いを新たにした瞬間だった。
いよいよ本番!
お待たせしました。ようやく本番の話です。
まずは今回、初の試みがありました。開場から開演までの時間が、イベントのゼネラルプロデューサー、ジョージ吾妻さんと、フリーダムカスタムギターリサーチの深野真さんのギタートークショーでした。ここでしか聞けないギターのマニアックなトークが繰り広げられました。
これはもう、早く来たもん勝ちのラッキータイムでした♪
↑真空管ギターアンプのクラウドファンディングの案内もありました。
オープニングセッションスタート!
トークショーが終わると同時に、レギュラーメンバーでのオープニングセッションタイムが始まります。
いつもなら、最初の数曲はジョージ吾妻さんやナンシーギターの岸田邦雄さんなど、あたたかくて渋い歌声が響くのですが、今回はオープニングからRICKEYが歌わせていただきました。
RICKEYオリジナル曲もお披露目
7月7日が私のソロCDデビュー記念日なので、主催の藤原さんとジョージ吾妻さんのお取り計らいで、私の曲をレギュラーメンバーで演奏してくださることになりました♪
わーい😃
最初はCD挿入曲を歌う予定でしたが、今回のイベント演奏曲とのバランスの都合で、CDには入っていない、私が作った曲の中から「愛がいたい」を演奏していただくことになりました。
複数のギタリストに演奏してもらうためにはアレンジが必要、ということになり、いつもはスタッフをしているギタリストの中野さんが、この日のために編曲をしてくださいました。感激。
「愛がいたい」は、いわしちゃんと一緒にやっているバンド「石神井町子とロマンチックス」で演奏しているので、この日はバンドメンバーも見に来てくれました!
個人的には、今回急きょ参加が決まったベースのRisaさんも、初対面の私の「愛がいたい」をノリノリで弾いてくださったことがうれしかったです♪
私の曲が終わったら、いよいよ最初のゲストセッション!
次回へ続く