3.11-今を生きる
この数字を聞くと
誰もが東北の震災を思い浮かべるだろう
この言葉をまさか日本の裏側で
聞くとは思わなかった。
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彼はコスタリカの宿のスタッフで
日本が大好きで少し日本語か話せる
どうやって日本語を学んだの?と
何気なく聞いた。
日本人の彼女がいてね、それで勉強したんだ
《もう亡くなってしまったけど》
《3.11覚えてる?》
津波で亡くなって
まだ見つかってないんだ。
もう2度と彼女に会えなくなってしまったよ。
それを聞いたわたしは
言葉が出てこなかった。
深い哀しみを抱えた彼の表情に
なんと声をかけていいか
分からなかった。
震災での被害者は日本人だけじゃなくて
世界中に心痛めた人がいたんだ
そう思った。
令和になってもどれだけ時代が変わっても
風化させてはいけない。
今、こうやって息ができること
外を自由に歩けること
周りの人に想いを伝えられること
すべてが幸せなんだ。
保証された明日なんてない。
だからこそ
伝えたいことは《今》伝えよう。
【今を生きる】
これがわたしのコア。
Ricky.