【重要】なぜモノリシアンを使うのか?
こんにちは。
Rumoi Flower Productions[るもいの花]のリッキーです。
お花屋さんのスタッフさん、店頭に並んでいるリシアンサス[トルコキキョウ]はなぜその形で咲いているか気になりませんか?
もしかしたらその産地・農家さんによってこだわりがあるかもしれません。
そのこだわりを理解すると、エンドユーザーとのコミュニケーションのネタになりますよ!
今日はなぜモノリシアンを使うのか?という話をしたいと思います。
結論から言うとシンプルに
「使いやすい・売りやすい・買いやすい」
からです。今回はお花屋さんサイドの視点から見ていきましょう。
リシアンサス[トルコキキョウ]といえば
水上がりの良い花。
折れやすい。
終わりかけの花がついていることがある。
枝をばらして使うことが多い。
蕾がたくさんついていたり、花だけの場合がある。
蕾は使わなかったりする。
単価の高い品種やコサージュ仕立てがある。
さまざまなデメリットがあります。
その問題を解決するのが、モノリシアンです。
実は販売ロスが多いコサージュ仕立て
るもいでのリシアンサス栽培はまだ、コサージュ仕立てが多いの現状です。
栽培面でもロスが多いコサージュ仕立てですが、販売の側面から見てもロスが発生しています。
まず10本や5本束になっている束をほどいていみると・・・
色づきがあまい花が混じる。
終わりかけの花が混じる。
輸送による花同士のスレや蒸れが発生している。
束の中で絡み合いほぐすときに枝が折れてしまう。
生産者がバッチリだと思い出荷したリシアンサスは実は、ほどいてみるとダメになっていることは多々あると思います。
その後、お店に並べ販売してみると・・・
1本単価が高くてなかなか売れない。
バケツから出し入れする際に折れてしまう。
2~3日すると1輪が終わってしまう。
エンドユーザーからしても1本800円以上する花はなかなか手が出づらいと思います。
また、アレンジメント等に使用してみると・・・
枝をばらして使おうとしたら枝が思ったより短い。
蕾がついていても折れたり・取ったりすることが多い。
咲き具合がイメージとすこし違う。
などさまざまな問題を抱えていると思います。
3輪仕立ての方が蕾がついていたりお得じゃないの?
確かにおまけ的に蕾がついていることがあります。
しかし、その蕾を期待して仕入れを行うと、蕾がなかった場合にがっかりするのは花屋さん本人です。
花屋さんの業態によりますが、ギフトやアレンジが中心の場合は花がしっかりしているモノリシアンを選ぶことをおすすめします。
さまざまな問題を解決するモノリシアンとは?
シンプルなモノリシアンはお花屋さんの今までの悩みを解決するお花です。
「シンプルにしたからこそ見えてきたメリット」
になります。
折れに強い!
モノリシアンは1本1輪です。
1輪咲きのカーネーションやバラを想像して頂けるとわかりやすいと思います。
そのため、お花同士が絡むことなく、折れる心配もありません。
栽培する際にステム[茎]を硬くしやすいので、通常のリシアンサスより折れにくい特徴を持っています。
※花芽整理という[余計な蕾を除去する]作業が早くできるためです。
どの花も差がなく花持ちは抜群
1輪に対して咲き具合を確認し収穫するため、色づきがあまい花や終わりかけの花がないのがモノリシアンの特徴になります。
切前[収穫時の咲き具合]は7~8分咲きで収穫を行うので、花屋さんの店頭で満開になるイメージになります。
そのため、花持ちは抜群です。
7~8分咲きの花弁が反り返る前に収穫することで、輸送中の花同士のスレや花弁の折れを防止することも可能です。
使いやすさにこだわる
1本の長さは50㎝以上あり、枝をばらして使う必要がないため作業スピードは早くなります。
アレンジには邪魔になることが多い蕾は早期に除去しているため、折れる心配がなく、ステムは硬く自立しています。
まっすぐなステムはブーケや花束など他の花を傷つけたり、邪魔することがないので、ポジションも取りやすくなります。
太さも太すぎず、細すぎずのラインで栽培しているので手が小さい方でも扱いやすい花です。
手に取りやすい価格で回転率UP
希望小売価格は500円です。
ワンコインで買えることはエンドユーザーにとってハードルは下がります。
販売している事例では3色3本選んで1000円とお得に販売されているお花屋さんもあります。
1000円で1本1色よりも1000円で3本3色選びたいですよね!
サブスク型の販売にも組み込みやすい価格帯になるので、モノリシアンをメインにグリーン花材や小花を組み合わせて販売するのもいいですね。
仕入れやすさも抜群に・・・
「お気に入りのあの品種…なかなか手に入らないけど1ロット仕入れるにはちょっと多いんだよな~」
モノリシアンは基本4色MIXでの出荷を行っています。
めずらしい品種を中心に栽培しているので、あなたのお気に入りの品種だけでご注文いただけます。
仲卸で仕入れていたお花屋さんにもおすすめです。[産地直送も開始!]
めずらしい品種を安定的に出荷することもモノリシアンの強みです。
お花屋さんもロスは利益に直結する
産地が自信をもって出荷した花がロスになると、お花屋さんの足を引っ張ることになります。
生産者は儲かっているが、お花屋さんはロスが多くて利益がでない。
エンドユーザーは花持ちが悪いお花を買ってしまう。
誰かがひとり勝ちしていてもダメだと思います。
良い花とは生産者・花屋・エンドユーザーが満足するお花であると自分は思います。
モノリシアンはすべての人が良くなるよう設計しているお花のひとつです。
そのお花の価値を伝えることが、産地の役割でもあります。
ぜひ一度るもいのモノリシアン。お手に取っていただけると嬉しいです。
るもいの花はもっと近くに
るもいの花は今シーズンから産地直送でお届けが可能です。
いままで首都圏の市場からの転送品で手に入りづらかったお花屋さんも、あなた好みのMIXを2ケースご注文いただければ発送できます。
ゆうパックチルドの完全コールドチェーンにて店舗までお届けすることで、鮮度抜群の状態でお花をご使用いただけます。
いままでできなかった完全なコールドチェーン…
産地からの予冷をスタートに常温にさらされることがなくなったパリパリのお花を使うと実感できると思います。
ぜひ一度でもるもいのモノリシアンを手に取っていただき、フィードバックをしていただけると嬉しいです。
あなたの声が、モノリシアンの品質・問題を解決できる糸口になります。
お気軽に教えていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
上のリンクはるもいの花のホームページです。
2022シーズンの取扱品種をご紹介しています。
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