マガジンのカバー画像

徒然草 〜教育エッセイ〜

22
日々、教育について感じたことや考えたこと、よりよく生きるためのヒントなどを徒然なるままに書いたエッセイです。
運営しているクリエイター

2024年1月の記事一覧

心の声がだだ漏れの子に②

心の声がだだ漏れの子に②

行きつけの地元のバーではお客さんがいっぱいいると、いつもマスターからほって置かれます。あとでマスターから、「リッケン君はさ〜、ほかっといても、知らないお客さんとしゃべってくれるじゃない。だから助かるんだわ〜」と言われました。小さい頃から変わらず、今もおしゃべりなリッケンです。

前回の記事では、おしゃべりが止まらない子どもたちの衝動性について、わたしの小さかった頃の経験を交えて書いてみました。まだ

もっとみる
だってあの子ほめるところがないんだもん 〜 5つの承認レベルの話 〜

だってあの子ほめるところがないんだもん 〜 5つの承認レベルの話 〜

前回の記事の更新から2週間ほど空いてしまいました。

インフルエンザ・新型コロナの流行などの影響を受け、お休みの先生のクラスに入ったり、校内研修や学校公開の準備をしたりと文字通り目の回るような忙しさでした。ふ〜ようやく一息です。

今回は、「承認」の話です。

認めるのが大切、ほめるのが大切そんなことがよく話題に上がります。よし!やってみよう!とその気になってがんばってみたことがある人も多いのでは

もっとみる
私的『シン・おっさん教員』後半

私的『シン・おっさん教員』後半

前回の記事では、自校の校内研究でなぜ先生方が前のめりに学ぶようになったのか、『シン・おっさん教員』の文脈から書いてみました。

※さる先生の『シンおっさん教員』の記事はこちら

※前回の記事を読まれていない方はこちらから

今回は、いよいよ後半。校内研究を牽引してきた私がいなくなった後の校内研究をどうしていくのか?という耳の痛い問いに対する回答編です。

後半 耳の痛い話への回答人を責めるな仕組み

もっとみる
私的『シン・おっさん教員』前半

私的『シン・おっさん教員』前半

来週からいよいよ子どもたちが学校へやってきます。
というわけで、1月5日(金)は久しぶりに勤務しました。

教頭先生と話している中で、自校の校内研究についてうれしい言葉をいただきました。

前半、とてもうれしい言葉でした。後半、図星。耳の痛い話でした。

前半のうれしい言葉をいただけたのは、さる先生こと坂本良晶先生の提唱されている、『シンおっさん教員』を意識した取り組みによって達成できたと思ってい

もっとみる
カウントダウンカレンダー?カウントアップカレンダー?

カウントダウンカレンダー?カウントアップカレンダー?

2024年1月4日、昨日で三が日も終わり、今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか。私は明日からがんばります。

年末年始にご馳走をたらふく食べで心は満タン、お腹はパンパンのリッケンです。

3学期が始まると、多くのクラスではカウントダウンカレンダーをつくります。

ゴールを見つめることで残り少なくなった日々を意識し、1日1日をより大切に過ごしていこうという意図があると思います。

です

もっとみる