【音楽遍歴】高校1年生のときに聴いていた音楽
はじめに
これまでに中学生の頃に聴いていた音楽について書きましたが、今回から数回にわたって、高校1年生のときに聴いていた音楽、音楽にまつわる出来事、ベストアルバムについて書いていきます。
今回は高校1年生のときに購入したアルバムと、印象に残った幾つかのアルバムについて簡単に書いてみようと思います。
高校1年生のときに購入したアルバム
幾つか抜けがあるかも知れませんが、以下が高校1年生のときに購入したアルバムです。これ以外に、12インチシングルも結構買っていたので、全部で50枚くらいのレコードを買っていたと思います。
(Who's Afraid Of) The Art Of Noise ? (The Art of Noise)
High Land, Hard Rain (Aztec Camera)
Knife (Aztec Camera)
Forever Running (B Movie)
The Age of Consent (Bronski Beat)
Treasure (Cocteau Twins)
Waking up with The House on Fire (Culture Club)
People Are People (Depeche Mode)
Some Great Reward (Depeche Mode)
Porcupine (Echo & The Bunnymen)
Ocean Rain (Echo & The Bunnymen)
1984 - For The Love of Big Brother (Eurythmics)
Welcome to The Pleasuredome (Frankie Goes to Hollywood)
… All The Rage (General Public)
How Men Are (Heaven 17)
Dream into Action (Howard Jones)
Hysteria (The Human League)
Night Time (Killing Joke)
Fuel for The Fire (Naked Eyes)
The Riddle (Nik Kershaw)
Junk Culture (Orchestral Manoeuvres in The Dark)
… From across The Kitchen (The Pale Fountains)
The Smiths (The Smiths)
Hatful of Hollow (The Smiths)
Meat Is Murder (The Smiths)
The Last Night in Sodom (Soft Cell)
Machine Age Voodoo (SPK)
Cafe Bleu (The Style Council)
It'll End in Tears (This Mortal Coil)
Songs from The Big Chair (Tears for Fears)
The Unforgettable Fire (U2)
Lament (Ultravox)
Make It Big (Wham!)
The Big Express (XTC)
Pillows & Prayers(Cherry Red 1982-1983)
中学生の頃と変わったのは、Aztec CameraやThe Pale Fountains、Echo & The Bunnymen、The Smiths、XTC等、エレクトロポップ以外のジャンルも聴くようになった一ことですが、一方でイギリスのアーティストへの集中度はより進みました。一応、テレビやラジオの洋楽系の番組でメインストリームの音楽も抑えていたので、どんな曲がヒットしているかは知っていましたが、音楽的偏食状態は進み、非健全な状況にまっしぐらという状態でした。
そんな偏向した状況で聴いていたものから、当時「おっ」と思ったアルバムを何枚か紹介したいと思います。
The Age of Consent (Bronski Beat)
感情の起伏を押し殺したサウンドの上にファルセットボイスによる淡い彩りを加えたエレクトロポップ。"Smalltown Boy"、"Why?"、"It Ain't Necessary So"、"I Feel Loved"の4枚のシングルは、大ヒットした訳ではありませんが、静かに燃える青白い炎のような独特の温度感が魅力。Jimmy Somervilleのファルセットボイスがバンドの大きなアイデンティティだったので、このアルバム限りでの彼の脱退は致命的。
Porcupine (Echo & The Bunnymen)
厳密にはリリースされたのは中学生のときですが、買ったのは高校生のときだったので強引に紹介します。張り詰めた空気を鋭く切り裂くようなギターサウンドが、シンセサイザーの人工的な音に慣れきった耳には新鮮で、一癖あるIan McCullochのボーカルも不思議と心地良く感じて引き込まれました。リードトラックの"The Cutter"の厚みのある甘めのストリングスが加わる間奏以降から、ヒリヒリするギターのカッティングのイントロから始まる"The Back of Love"への流れは今聴いてもワクワクします。
Cafe Bleu (The Style Council)
Paul WellerがThe Jamの後に結成したバンドの1stアルバム。小洒落たサウンドが賛否を起こし、音の振れ幅ではとても人に意見を言える立場とは思えないTears for Fearsが"The Seeds of Love"の中で、"Kick out The Style ! Bring back The Jam!"と歌ったりもしていましたが、僕はThe Jamに大きな思い入れがなかったので特に葛藤もなく聴いてました。個人的にはこのアルバムは"My Ever Changing Moods"が全てで、この曲を弾き語れるようになるのが人生の最終目標。やけに軽快なシングルバージョンではなく、ピアノの伴奏をバックにPaul Wellerが切なく歌い上げるアルバムバージョンを是非。
おわりに
今回は高校1年生のときに購入したアルバムについて書いてみました。次回以降、これらのアルバムに関係する高校生ならではの出来事やベストアルバムについて書いてみたいと思います。
その後は、高校2年生のとき、高校3年生のとき、と同じようなパターンで書いていく予定です。