【ベストアルバム】 2023年5月度
はじめに
昔話ばかり書いているのも何なので、毎月入手したアルバムの中からベストアルバムを紹介していきます。サブスクリプション&ストリーミングだと「毎月入手した」のはどういうことかという気もしますが、取りあえず「毎月ダウンロードした」を「毎月入手した」としています。
今月入手したアルバム
まずは、今月入手したアルバムとEPのリストからです。今月はEP1枚とアルバム7枚。月末にThe Wedding PresentやSparksのニューアルバムなど3枚をゲットしましたが、ちょっと少なめな1ヶ月でした。
24 Songs(The Wedding Present)
The Girl Is Crying in Her Latte(Sparks)
Everyone's Crushed(Water from Your Eyes)
1982(A Certain Ratio)
The Love Invention(Alison Goldfrapp)
ひみつスタジオ(スピッツ)
はじめての -EP(YOASOBI)
Everything Harmony(The Lemon Twigs)
今月のScrobble
過去30日間にMacとiPhoneで聴いた音楽をLast.fmにscrobbleした回数のチャートも載せておきます。
今月は月初と月末と入手時期が大きく分かれたので、当然のように月初に入手したアルバムが上位になっていて、スピッツの"ひみつスタジオ"とThe Lemon Twigsの"Everything Harmoney"がそれぞれが1位と2位でした。月末に入手したThe Wedding Presentが2022年にリリースしたシングルとカップリングをコンパイルした"24 Songs"もここ数日ヘビーローテーションしている良盤ですが、入手時期の関係で5位止まり。こちらは6月度の上位に食い込んできそうな予感です。
今月のベストアルバム
今月は最後の最後でThe Wedding Presentのコンピレーションが飛び込んで来たものの、1ヶ月コンスタントに聴いたという点で、スピッツとThe Lemon Twigsが候補。どちらにするか迷ったものの、「力むことなく、変わらない魅力」を纏った楽曲を取り揃えているスピッツを選びました。
今さら説明する必要もありませんが、スピッツは1987年に結成された4人組で、このアルバムは2019年にリリースされた"見っけ"以来3年半ぶりとなる17枚目のスタジオアルバムです。
楽曲のレベルの高さと安定感は相変わらずで、グッドメロディで押し切る楽曲があるかと思えば、親しみやすく繊細なメロディという自分達の強みをコアに据えつつ、ザラッとした感触に仕上げたり、骨太に仕上げたりと変化を付ける手法も相変わらずの巧みさ。
斬新なアイデアで大きなインパクトを与えるのも凄いけれど、変わらないことでこれまでと違う魅力を出し続けるというのも凄い。まさに、それを実感させてくれる類のアルバム。バンドメンバーの平均年齢が55歳を超えているにもかかわらず、デビュー当初と変わらずに瑞々しい曲を放ち続けてくれる驚異のバンド、これからも是非ともよろしくお願いします。
おわりに
今月は、A Certain RatioとかSparksとかThe Wedding Presentとか、それこそスピッツとか、一体何年だろうと思わせるようなバンドの新作がリリースされ、枚数は少なかったものの中々楽しいラインアップでした。
既にリリースされたNoel Gallagher's High Flying Birdsを皮切りに、6月はどんなアルバムがリリースされるのか楽しみです。
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