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【読書百冊 4/100】貯金が1,000万円になったら資産運用を考えなさい/内藤忍(ディスカバー21)

▶ 資産運用は堅実が一番。カモにならないようにしよう
▶ 1,000万まで増やすためにはどうしたらいいか。
  →インデックスファンド
▶ 持ち金のどのぐらいを投資に回したら良いか
  →「収入3ヶ月+10年以内に使う予定のお金」以外の全部
▶ アセットアロケーションが重要
  →株式40債券40その他20
   全体の内40%は外貨建を基本に若干アレンジ
▶ ワイン投資
▶ 1,000万、3,000万、5,000万、1億、それぞれの最適なアセットアロケーションについて

マネックス証券、クレディ・スイス証券を経て資産形成のアドバイスをしている内藤忍さんの本です。

内藤忍さんといえば、ワイン投資。一般的な資産運用からどうスムーズにワイン投資につなげていくのか、そこに興味があったので読んでみました。(この本は、内藤さんが薦めていたワインファンドの破綻前に出版されたものです。)

結論ですが、いろんな怪しい話が出てくるのを期待して読んだら、ワインのところ以外は、実に、本当にまっとうで堅実でした。

投資の知識が十分にある方にとっては物足りないかもしれませんが、なにをどうしたらいいかわからない、という人は読んでみたらいいと思います。手元に計算機を置き、自分でもシミュレーションしながら読んでみると理解が深まると思います。

僕は海外不動産投資のところが参考になりました。

海外不動産投資はレバレッジが効かないし、税金とか手数料考えると、インデックスファンドと比べてそんなに魅力的とも思えないのに、なんで海外不動産投資に手間暇かけているのだろう?と。その理由が非常に合理的だったので、とても感心し、自分はもっともっと勉強しないといけないな、と痛感しました。

こんな堅実な人だったんだ。なのに、なぜ、、、
なお、この本はKindle Unlimitedで読めます。※執筆時点の情報です

#読書百冊2021 #貯金が1 ,000万円になったら資産運用を考えなさい #内藤忍

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