りんごの芯で仕込む【自家製アップルビネガー】
お紅茶のレコード用にはじめたnoteなのに、最近は本当にお紅茶とは関係のない内容ばかりで複雑な気持ちになっている伊達巻です。
なんせ暑かったので、気持ちがあまりお紅茶(ホットティー)に向かず。。。
そして、この時期の浮気対象のひとつになっていたのが、今回ご紹介する【自家製アップルビネガー】でございます。
◆なぜアップルビネガー?
我が家では1週間におよそ10玉のりんご(大玉)を消費します。
内訳は、週に2~3回作るスムージーに各1玉、毎日朝食としていただくのに1玉、この合計がおよそ10玉です。
これだけの量を消費すると、もちろん食べられない部分である芯もたくさん出てきます…。
最終的に捨てるにしても、その前にどうにか再利用できないものかと考えていたある日、「グレーテルのかまど」のワンシーン(アップルパイの回だったような…)でこんなフレーズが!
(中略)余ったりんごの芯はお酢に漬け込んで、アップルビネガーに。(超うろ覚え)(一部抜粋)
そ、それだ~!!!
そういえば、カナダでファームステイをしていた時も、時々アップルビネガーをお料理やパンを作る際に使用していたような…!
早速レシピを調べてみましたがあまりピンとくるものがなかったので、自宅消費用だからいいかなと思いつつ、究極に手間のかからないレシピをオリジナルで開発?しました。
ロジカルも何もない家庭用ずぼらレシピですが、よければ参考程度にご覧ください。
◆自家製アップルビネガー作りに必要なもの
・漬け込み用のビン ※ちゃんと密閉できるもの。
・お酢(穀物酢でも米酢でもお好みのもの):250ml
・氷砂糖:125g
・りんごの芯:あるだけ全部 ※我が家は毎日足していきます!
そんなにたいそうな手順でもないので、サクッとご紹介します。
◆自家製アップルビネガー作りスタート!
①漬け込み用のビンを綺麗にします。
私が使用しているのは、はちみつが入っていたガラス製のビンです。
はちみつが1kg入っていたのでそれなりの容量があります。
洗って、煮沸消毒をして、しっかり乾燥させてから使用するのが理想です。
②お酢の量を計量します。
ビンに直接にお酢を入れて計量しました。
ちなみに、私は移し替える容器のサイズに合わせてお酢の量を調整しています。
りんごからは思ったよりも果汁が出てこないため、お酢の量=アップルビネガーになる量と考えて作っていきます。
➂氷砂糖を計量しながら、お酢の中に入れていきます。
氷砂糖はもちろん事前に計量していてもOK!
今回は究極ずぼらレシピなので直接入れてしまいます☆
何度か、氷砂糖ではなくはちみつで試してみたこともありました。
が、ちゃんと溶けてくれないのに加え、思ったよりも甘さが出ませんでした…。
三温糖も悪くはなかったのですが、氷砂糖の方がお味が安定するかと思います。
④りんごの芯を入れて、フタをして少し振ります。
りんごの芯をあるだけ全部ビンの中に入れてしまいます。
お酢をなじませるように振ったら終了です。
しっかり密閉して冷蔵庫で保管してくださいね!
また、我が家ではりんごの芯が毎日出るので、その都度このビンの中に入れて軽く振っています。
ビンがぎゅうぎゅうになってきたら、果汁を絞り出すようにちょっと強引に押し込んで入れております…!
◆漬け込むのはいつまで?
1週間~10日程度で別の容器に移し替えています。
冒頭でもご紹介した通り、りんごの消費がかなり激しいため、それくらいのペースでないとローテーションできなくなってしまうのです…( ;∀;)
↓ これくらいパンパンになるまで詰め込んでいます。
移し替える際には茶こしやザルを使用して、ヘタや種が入り込まないようにするのがおすすめです。
もっと長く(2週間以上)漬け込んでいたこともありますが、加熱せずにいただいてお腹を下したといったことはありませんでした。※個人の感想です。
◆自家製アップルビネガーのお味
当たり前ですが、お酢なので基本的にはすっぱいです!
そしてりんごのフルーティーな香りを楽しむことができます。
甘さについては、氷砂糖の量次第でがらっと変化します。
しっかり甘めにしたい場合 → お酢:氷砂糖=1:1
ほんのり甘めにしたい場合 → お酢:氷砂糖=2:1
全く甘くない仕上がりにしたい場合 → 氷砂糖は入れなくてもOK
などなど、用途とお好みで調整すると良いかと思います◎
私はその時の気分によって割合が変わるので、甘さがあまり安定しません。°(° ˆᴗˆ °)°。
◆自家製アップルビネガーの使い道
夏場は無糖の炭酸で割って、キンキンに冷やしたサマードリンクとしていただいています。
原料が理解できている分、市販の炭酸飲料よりも安心していただけます。
そして気持ちヘルシー!何と言ってもお酢ですし!
夜遅くに小腹が空いたけど、不健康そうなもの(チップスなど)を摂取したくない…そんな時に強炭酸と割って飲むと少し気分が落ち着きますよ~!
お酒と割ったり、普通のお酢の代わりにお料理のアクセントとして使ってみても良いのではないかと思います♪
◆まとめ
もったいない精神と貧乏性から始まった挑戦ですが、かれこれ1年以上は続いている気がします。
何と言っても、最終的には処分してしまう部分から作ることができる、低コストかつ超エコな一品というところが魅力…!
ちなみに、もし興味のある方は楽天等で「訳ありりんご」を検索してみてください◎
ちょっとキズモノ、味は最高なりんごたちがお安く手に入ります( ˆoˆ )( ˆoˆ )
機会があればお試しあれ!