子供との絵本時間④(1月)8~11歳向け5冊
今年も読み聞かせボランティアが始まりました。
年明け一回目は久しぶりの高学年。
最近は低学年向けだったので、ある程度反応をしてくれる想定で読んできましたが、4年生はどうだろうか??
もう、面白いと思っても笑ってくれないかな、思春期始まっているかな、と心配しながら教室に向かいましたが、心配をよそに、大いに反応してくれました。
ありがとう!
まったく違うタイプの本を2冊、それぞれ8~9分程度の長めの本もしっかり聞いてくれて、感想まで言ってくれて、子供たちにとって何かしら感じる時間となったらいいなぁ、と思います。
紹介5冊
「メチャクサ」
作:ジョナサン・アレン 訳:岩城 敏之 出版社:アスラン書房
以前も紹介しましたが、私には安心の1冊目に読む本。今回もこちらで楽しんでリラックスしてもらいました。
「ウェン王子とトラ 」
作:チェン ジャンホン 訳: 平岡 敦 出版社:徳間書店
絵の迫力も物語も引き込まれます。高学年に読みたい本。途中で声が涙ぐまないよう、気を付けています。今回もじっくり聞いてくれました。
「月とアポロとマーガレット」
作:ディーン・ロビンズ 訳:鳥飼 玖美子 出版社:評論社
前例がなければ自分がやっちゃえばいい!好奇心旺盛なマーガレットが楽しみながら突き進む姿を伝えたい。
「いつもちこくのおとこのこ ージョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー 」
作:ジョン・バーニンガム 訳:谷川 俊太郎 出版社:あかね書房
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー、この子のフルネームを何回読むことか!今のところ嚙まずに済んでいます。
読み終えた途端にクラスの何人かが名前を声に出して言ってくれると、ぐっと場が和みます。
長いけど、意外とすらすら読めるお名前。
「2ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ? 」
作・絵:クリス・ウォーメル 訳:はたこうしろう 出版社:徳間書店
用意周到。で、そのぼうきれは役に立ったのでしょうか?
絵もとっても素敵で、お話もシュールで2匹の会話も面白いです。
会話部分、しっかり練習しないと面白さが伝わらないかも。
今回は高学年向けにしっかり10分近くある本をご紹介でした。
娘にはいつも練習に付き合ってもらっていて、そっけない反応の本でも、ぜひ子供たちに聞いてもらいたい、と思って読み聞かせると、反応はシーン。子どもの好きな絵本と大人が読んで聞かせたい絵本、当たり前ですけど違いますね。
色々な本との出会い、ということで、面白くて笑っちゃう絵本も、どうリアクションとっていいかわからないよ!という絵本も、読んでいきたいと思います。