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"MONOKOTOYA"オリジナルグッズストーリー②

オリジナルグッズの作成秘話をデザイナーにインタビューしました。

昨日に引き続き、今回は、Mayuに聞きました
それでは‥どっぷりとどうぞ!

Qどんな想い(コンセプト)を込めましたか

今回の第1期では、*MAMの3人それぞれが3種類のデザインを出すことが事前に決まっていましたが
私は結果として「BLUE MAMTAIN」をベースにした3案で挑むことになりました
ぱっと見は1案に見えるけど、3案てことにしてください

「BLUE MAMTAIN(以下BM)」は私の今の欲望を全て込めた作品です
”青が大好き、何無区が大好き、高崎が大好き”この大好き3要素が形に影響を与えています
そうそう、何の気なしに浮かんだこの3要素から「3」をキーワードにしたんでした
3種の青・上毛”三”山(高崎で開催が決まった展覧会のためのクラファンなので高崎感は惜しまず)・「山」という3本の縦が特徴的な漢字…
それから内々の話で恐縮ですが、MAMとして初めて何かに取り組む記念すべき機会なので
「MAMの3人」といったところも強めに取り入れました
察しと勘の鋭い方はお気づきかもしれませんが、名前は「BLUE(青)+MOUNTAIN(山)+MAM(ユニット名)」の造語です

「NAN to NAKU」はBMの文字部分を作品にしたものです
おこがましくも、この場を使って何無区の繁栄と高崎の繁栄を願わせてもらっています
NANTONAKUは「その名前を聞いただけで私たちの作品を思い出してもらえるくらい、多くの人を幸せにできるチームになれますように」と
TAKASAKIは「地域名として、その名前を見ただけでポジティブなイメージが浮かび、シビックプライドの高い街になりますように」なんてことを込めました
スピ系には冷静な目を持つ私ですが、願いとか夢とか、第3者に介入されない自分との間に生まれる信念には柔和な眼差しを向けちゃいます(ディズニーランド育ちなので..)
願い系アンチの方には胃もたれ作品かもしれませんが、願いをこういった形に落とし込むことで動き出す空気があると信じています


「青と金の祝祭」は、BMをホリデーバージョンに飾り付けした、いわばクリスマスツリーのような作品です
私、クリスマスの雰囲気が大好きなんです
みんなが自然と優しい気持ちになっていて、漠然と誰かの幸せとか喜んだ顔を寒空の下で願い鼓舞し合っているあの感じ..
大好きだけど短い期間だから、残る物ではなくデータを作品にしようとスマホ用の壁紙として制作しました
ロック画面には金色を纏ったBMがどーん
私は青が大好きなので、スマホを触った途端に青色の世界が手の平に広がるこの感じが堪らないです。

青と金の祝祭

あんなに覗かれるのが嫌だったスマホ画面だけど、ロック解除の直前はぜひとも覗いてほしいと思って、少し外側に傾けちゃったりして..
ホーム画面はアプリたちの寝床ですので装飾は控えめにしましたが、ちょっと遊びたくて、何無区のお腹が特徴的なあの子たちを忍ばせました
手にした方はぜひ探してみてね

愛されドロップマンが潜んでいます



*MAM:Miku・Ayako・Mayuの総称。


Qデザイン過程の中で迷ったところ、ボツになっちゃったものはありますか

これまでSUZURIは避けてきた媒体だったので、いざやると決まった時
素材にこだわれない状況でどんな物作りなら自分が納得できるのか悩みました…
グラフィックしか思いを伝える手段がないからこそ、そこを通して誰かに大切にされる物になってもらうために
いつも以上に想いを込め込めにしました(詳しくは作品コンセプトを)

見せて得する人がいるのか定かではないですが、失うものはないので、アートボードの外に落っこちていた子たち(ボツ)を惜しみなくお披露目します
毎回ボツはたーくさん生まれます
方向性を決めるまでにもたくさん、方向性が決まってからもたくさん..
迷走の記録集みたいになっていて、少し時間が経ってから見ると「なんでこんなことしたん?」と、自分で自分のセンスにドン引きすることがあります

ボツになったデザインたち

Qこの作品をどんな時に手に取って欲しいですか

気分を上げたい時に役に立てたら嬉しいです
青で気分が上がりそうな日があるなら、ぜひ使ってやってください
青い山脈の森の中から、私もエールを贈ります
(個人的にはBMソックスが好きすぎてすぐさま発注しました、うまく青コーデが纏まりましたら写真をどこかにあげてみます)

それから、高崎をもっと好きになりたい人たちにも手に取ってもらえたら嬉しいです
TAKASAKIという文字が、地方のゲテモノグッズ感ではなく、PARISみたいな
掲げて誇れるネームバリューを獲得できたらなと願う人の元へ..


▼スズリサイトにて販売中

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