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お父さんと卵焼き

こんばんは。
YUKINOです。
いかがお過ごしでしょうか?

もう9月、ようやく過ごしやすくなってきました。

さて、前回の吉井さんの投稿見て頂けたでしょうか?
さらっとでもちらっとでもしっかりでも・・
読んでいただけたら嬉しいです。

ということで
"ユーモア"を意識してみました。

それではどうぞ。


なんの需要もないけれど突然のカミングアウト

私はお父さんが大好きだ
※ファザコンではございません

お父さんに飛びつきもするし
イタズラもする
けれど
その気持ちを言葉でちゃんと伝えたことがない
手紙やらLINEやら文字ならなんとか
でも直接言葉にするのは恥ずかしくて言えない

飛びつくことも
イタズラもできるのに
全く不思議だ

そんな私にははいつも実家に帰るとすることがある
それは
卵焼きを焼くこと

特に理由はなかった
ただ単純に何か作りたくて
卵焼きを焼いた

軽く何気ない気持ちで焼いたのが始まりだけど
帰るたびに卵焼きを焼く
だし巻き、甘い卵焼き、チーズ入り・・・

いつしか実家に帰った時のルーティーンになった

この前実家に帰った時のこと
いつものように卵焼きを焼いていた12時15分前
ふとあることが頭に浮かんできた

この卵焼きにはすごいパワーがある気がする!
急に思うなんてどうかしているが
そこはさておき

その日はだし巻き玉子
と言っても市販の白だしと水と味の素とというような
すごくシンプルなもの

いつものようにお昼ご飯のおかずで食卓に並べる
だいたいお父さんがフライングで食べ始める

父:今日のはしっかり味が付いてるね
私:味濃いかもって思ったんだけど
父:全然、丁度いいよ

こんな感じで卵焼きの味付けから会話が始まる
一体なんのパワーがあるのかというと…

卵焼きを焼くこと
それは
私とお父さんのコミュニケーションツール


なのだと思う
だた卵焼きを焼くだけなのだけど
焼き方とか味付けとか見た目とか会話が生まれる

卵焼きで会話の準備運動した後は
話しにくいことから
くだらないことまで
テキトーな返事しかしない
お父さんとの会話も弾む

お父さんのことが大好き
だけど
すごく不器用で
直接思いを伝えるのが下手
素直な気持ちを素直に伝えられない
だから
卵焼きを焼く

お父さんも私以上に不器用だから
気づかないかもしれない

だけど
卵焼きに力を借りて思いを伝える

これからも卵焼きで
気持ちを伝えると思う
そのうち素直に言葉で言えたら良いのだけど

気持ちは見えない
見えないものを伝えることは簡単じゃない
けれど
何かの力を借りれば
少しは簡単になるのかなーなんて


最後まで読んでいただきありがとございました。

"ユーモア"って難しいですね。
ユーモアセンスを磨けるように頑張ります。

秋も沢山ワクワクしたいです。
頑張りすぎずにでも踏ん張る。
今週も乗り切ります。

それではまた。

YUKINO

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