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古き良き日本の知恵ー日本人の精神性を構成する3つの要素ー
前回の投稿では、「日本人の精神性とは?」
なぜそれが大事なの?なぜ今のタイミングなの?ということをお届けしました。
「日本人の精神性」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
一言で表せるほど単純なものではありませんが、ここでは特に重要な3つをお届けします。
1. 自然との調和
日本人は、古くから自然を神聖なものとしてきました。
「八百万の神」
山、川、木、草、あらゆるものに神が宿ると考え、自然と調和しながら生きてきました。
自然の恵みに感謝し、自然を敬う心は、日本人の精神性の根幹。
今、私たちは自然のリズムと切り離れて生きていますが、本来、自然と調和して生きるのが上手い人種なのでしょう。
自然の中にいると「ホッと」しませんか?
自然の木々・山・川が発してくれる周波数は、自然=自ら然るべき波長を出してくれています。無理も我慢もない、あるがままの周波数。それが私たちをいやしてくれるのです。疲れたら自然の中へ出かけましょう!
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2. 感謝の心
私たちは、先祖から受け継いだもの、社会からの恩恵、そして、日々の生活の中で出会う人々・・・すべてに感謝の気持ちを抱きながら生きてきました。感謝の気持ちは、私たちの心を豊かにし、人との繋がりを強くします。
「ありがとう」は有難し。当たり前に「有る」ことなど何もなく、有難い。そのことを「ありがとう」という言葉で感謝する。
すごい5文字だと思いませんか?
感謝の心を忘れないこと、それも、日本人の大切な精神性の一つです。
3. 共同体意識
日本人は共同体を大切にする価値観を共有してきました。地域社会や、家族、仲間との繋がりを大切にし、互いに助け合いながら生きてきました。
最近は、「コミュニティ」の良さに改めて気づき始めた人が増えていますよね。
「人とつながり調和して生きる」
争うのではなく調和して生きること、他者を思いやる心や共感力は、日本人の美徳ではないでしょうか。
そして各地域に神社がありました。今でも全国に88000社あると言われる神社。昔はもっとあったことでしょう。祈りの場所はすぐそこにあり、皆で祈りながら協力しあって生きていたのです。
いかがでしたか?
今回ご紹介した3つの要素(自然との調和、感謝の心、共同体意識)以外にも、あなたが思う「日本人の精神性」があれば、ぜひコメント欄で教えてください!
sizca
全国2000社以上の神社を巡り、白川伯家神道と言霊学に出会って5年。
日本の精神性・叡智を思い出し、日本の魂を思い出すことを伝えている。
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