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シャトルシェフ蒸し・土鍋+鉄瓶の焼き芋

今年は、サツマイモの世話はあまり出来なかったので、できが悪かった。
うちで採れたのは、すでに食べてしまって買っている。
反射式石油ストーブを買う前は、シャトルシェフを使って蒸していた。
シャトルシェフは蒸すのにも意外と便利だが、水の容量を多くするのに工夫が必要だ。
100円ショップに売ってるような蒸すための穴あき円盤を二段重ねして使う。
それで、私は納豆を作る時の大豆をシャトルシェフで蒸して保温調理していた。
大豆は茹でるより、蒸した方が美味しいし栄養も損なわない。
その要領でサツマイモや銀杏、ムカゴ、生ピーナッツなどを蒸して食べていた。

テレビで焼き芋名人が放映されていたので、自分も同じように甘い焼き芋が作りたくなった。
蒸したのはどうしても水っぽく、焼き芋には甘さで勝てない。
これまでは土鍋に小石を入れて、その中に芋を埋めて石油ストーブの上にかけて焼いた。
対流式のストーブを以前使っていたが、火力が強すぎるので、反射式の方が適している。
石油ストーブを用いない時は、カセットガスコンロを用いたこともある。
これでも十分甘くて美味しい焼き芋が出来るのだが、石油ストーブ使用の目的である部屋の加湿が出来ない。

そこで、考えたのが南部鉄の鉄瓶だ。
これは、どうしても加湿したい時に、カセットガスコンロをごく弱火にして沸かしたりした。
鉄瓶をまず、土鍋の中においてから水を入れ、その周りに小石を入れた。
そして、サツマイモはその上において焼くのである。
工夫がいるのは、芋を上手く乗せて蓋をすることだ。
そうなると、大きさに限界があるので、小ぶりで細めの芋の方が良い。
時間はかかるが、しばらくすると蒸気が出てくるし、芋も焼けてくる。
焼き芋名人は、温度を70℃くらいで熟成させていた。
私は黒ニンニクを作っていた時には、炊飯器を用いたが、電気代が馬鹿にならない。
焼き芋ごときに、そんな電気代をつぎ込むのはもったいないので、この方法にしたのだ。
時間がかかるし、途中でひっくり返す必要もあるが、十分美味しい焼き芋ができあがる。
因みに南部鉄瓶がない場合は、空き缶に水を入れて置いても言いように思う。
却ってその方が芋をたくさん焼けるように思うが、今度は熱が上がりすぎるのに注意せねばならないと思う。

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