物の話:ブルーライトカットメガネ

今回はブルーライトカットメガネの話です。
私は両目の視力が1.0以上なので眼鏡をかける必要がないのですが、どうしてもアイウェアに憧れてしまいます。しかし、フレームにプラ板のレンズを入れただけのような、ただのファッションアイテムは要りません。なにかしらの実用性や機能性があり、生活を豊かにしてくれるものが欲しいのです。
そういうわけで、普段の生活でパソコンやスマホの画面に向き合うことが多いので、疲労軽減にいいとされているブルーライトカットメガネを使っています。

こんな感じ

この製品はJINSのものですが、反射防止膜が優れていますね。以前使っていた中国製のブルーライトカットメガネはミラーレンズかってぐらい内も外も反射像が浮かんでましたが、この製品はそれがかなり低減されていて映り込みが少なくて快適ですし、外でも気にせず使えますね。

そんなブルーライトカットメガネですが、学術的には効果が疑問視されてるみたいです。この前読んだ論文(詳細は伏せますが)によると、ブルーライトカットは日中のデスクワークにおける眼精疲労対策にはほとんど効果がないし、むしろ子供に着用させるのは発育に悪影響が出ることが懸念されるという旨の主張がされてました。
まぁ確かに、太陽光線は幅広いスペクトルをもっているので、もちろんブルーライトも含みますし、日中はパソコンやスマホの画面とは比にならないくらいのブルーライトを浴びているわけなので、眼精疲労の原因が電子デバイスからのブルーライトとは言えないですよね。一応大学で工学を専攻した身として、こればかりは納得せざるを得ません。
しかし同時に、夜間に強いブルーライトを浴びると体内時計に影響し睡眠障害を引き起こす可能性があるとも書かれていたので、夜間の使用にはある程度期待していいのではないでしょうか。
それに、可視光の中でも青い光は波長が短い=光子エネルギーも大きい方なので、やっぱり長時間目に浴び続けるのは良くない気がしますね。うんうん。知らんけど。

なので、このブルーライトカットメガネは夜間のネットサーフィン専用機になってます。寝る前に着けておくと、翌朝の目覚めが良い…気がします。

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