
楽天証券マーケットスピード2 RSSで出来ること③
前回は、RSS関数のRssFOPCode、RssFOPMarketを使って、先物マイクロの”現在値”の表示させました。
次は、この関数を使って、少しステップアップして行こうと思います。
マーケットスピードの接続方法については、”楽天証券マーケットスピード2 RSSで出来ること②”で簡単に説明しているのでチェックしてみてください。
目標①:コールミニの”現在値”の表示させる
前回同様、使う関数は二つです。
この二つの関数で結構色々できます。
=RssFOPCode(銘柄種類,限月,C/P区分,行使価格)
=RssFOPMarket("銘柄コード","取得項目")
RssFOPCodeで、”銘柄コード”を取得します。
取得した銘柄コードを使って、RssFOPMarketで”現在値”を取得します。
”銘柄コード”を取得する
前回は、先物マイクロでしたが、今回はコールミニです。
RssFOPCode(銘柄種類,限月,C/P区分,行使価格)の関数に引数は、4つ。
引数:銘柄種類、限月、C/P区分、行使価格
・銘柄種類は、コールミニで、”N225MOP”になります。(プットミニも同様)
※ちなみにコール(ラージ)は、”N225OP”です。
・限月は、yyyymm形式での入力で、今回は、”202503"にします。
・C/P区分は、コールなので”1”(プットは”2”)
・行使価格は、今回は”39000”にします。

上記のように関数を入力すると、”140119026”の銘柄コードが取得できました。
Excel関数なので、引数をセル参照で指定することができます。

コールミニの”現在値”の表示させる
RssFOPMarket("銘柄コード","取得項目")の関数は引数 2つ。
銘柄コード、取得項目になります。
・銘柄コードは先ほど取得した”140119026”
・取得項目は、”現在値”になります。

上記のように関数を入力すると、先物マイクロの”現在値”が取得できました。

同様に、引数をセル参照で指定することができます。
取得項目を変更することでいろいろなデータを取得できるようになります。
オプションだと、”デルタ”、”IV”など。100項目超の設定有

ぜひトライしてみてください。では。
今回の教材のエクセルファイル
今回使ったエクセルファイルをサンプルとして添付します。
ダウンロードして試してみてください!!
公式サイトのマーケットスピードⅡ RSS 関数一覧
下記のリンク先は、公式サイトのマーケットスピードⅡ RSS 関数一覧です。見るだけで吐き気がするかも(笑)
https://marketspeed.jp/guide/manual/ms2rss_function.pdf