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サイクリカCUP ND1700記念
初めまして魂回避性能と申します。今回で1700到達は3回目になります。
過去2回はある程度固まった環境のtier1デッキをぶん回して1700に到達していましたが、今回珍しめのリスト(恐らく)で1700に到達できたのでnote初執筆してみようと思います。全文無料です。
動画化していただきました🙏https://youtu.be/7pN724PW4eg?si=uvsIqauntVH5ggO0
使用デッキ
デッキリストだけ見たいという方もいらっしゃると思うのでまずはリストから紹介します。今回使用したのは弾幕刃鬼です。
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モルト「王」、黒単ボロフ、赤単ヴァルブレアが流行し、トリーヴァMASが環境に出てきたころにこの4つのデッキのうち3つを狩れるデッキを作ろうと思い構築を考えました。
各対面を想定した結果・・・
「ダイハードリュウセイってめっちゃ強いんじゃね…?」
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という結論に至り、それならダイハードを一番強く扱える「刃鬼」を組もうと思いました。
構築解説
シーズン後半になってくると刃鬼というデッキタイプはかなり増えてきたように思います。
よく見るのはスパークとエメラルーダで受けを厚くしたタイプや、プロメテウス、MASを今までのリュウセイホールの枠に入れたタイプだと思います。
しかしこの構築は「弾幕」を採用する関係上、パワーの低いクリーチャーを採用すると強みがなくなってしまうので、デッキの中のクリーチャーを刃鬼のフィニッシュに必要なパーツとVANのみにしました。
実際に回してみてわかったのは刃鬼と弾幕の相性がかなり良かったです。
刃鬼は墓地のハンターもバトルゾーンに呼び出すことができるので弾幕で墓地に落ちたカードがVAN以外なら刃鬼で再利用できます。
また、再誕の聖地を弾幕で墓地が増えた後に唱えると大量のマナブーストも見込めます。
クリーチャーを入れられない分トリガーも21枚と多めにとってるので受けも強くなっています。
各対面勝率と立ち回り
各対面勝率
モルト「王」 先攻 5割 後攻3割
赤単 先攻 7割 後攻5割
黒単 先攻 7割 後攻6割
青緑白MAS 先攻 6割 後攻5割
青単 先攻 4割 後攻3割
赤緑白ドラゴン 先攻 5割 後攻4割
※体感です。当てにしすぎないでください
立ち回り
・モルト「王」対面
序盤からブーストしてモルト「王」が攻めて来るまでに10マナ以上貯め、トリガーの「吸いこむナウ」「花籠」で受けて、「VAN」「刃鬼」でカウンターを狙います。モルト「王」が走ってきた場合はトリガーに祈るしかないので比較的不利です。リスト共有した人からはお前運よく吸い込む踏ませすぎやろと罵られました
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・赤単ヴァルブレア対面
軽減クリーチャーを並べてグレンモルトやヴァルブレアで詰めるデッキなのでブーストよりも相手のクリーチャー除去を優先します。「弾幕」で最低でも7000ラインまで全体除去ができるので龍解したガイギンガ以外は確実に除去することができます。
Sトリガーを21枚採用しているので相手が上振れなければ受けきることができます。8マナまで到達できれば「永遠」、「ダイハード」で時間を稼ぎながら「刃鬼」でフィニッシュします。うっかり初手で弾幕埋めてしまったがゆえに赤単にたやすくぶっ飛ばされることもあります
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・黒単ボロフ対面
ハンデスと除去を駆使して相手のリソースを削りながら戦うコントロールデッキなので、2ターン目にブースト、3ターン目に「シャワー」、「吸い込む」などで「再誕の聖地」を探しに行き、相手のタイガニトロに合わせて「再誕の聖地」を唱えれば大量にマナが増えるので後は「刃鬼」や「VAN」の着地を目指します。油断してるとタイガマイト連打で聖地が行方不明になることもあります。気を付けましょう
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・青緑白MAS(トリーヴァ)
「MAS」を中心とした受け寄りのデッキで、大地などを使いながら「VAN」と、「ナンバーナイン」で相手の行動ロックを目指すデッキです。「再誕の聖地」が採用されてない場合が多いのでブースト勝負に勝ち、「刃鬼」から「ダイハード」の盾焼却、「鬼丸」のEXターンでトリガーケアをしながらフィニッシュを目指します。
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・青単
かなり前からあるデッキタイプなので仔細は省きます。基本的には赤単対面の時とプレイング方針は変わりません。ですが青単には最強のエリジャバセカンドがあり、あれを食らえばたいていの人は死にます。手札の整頓、面展開、即時4打点を同時にやられたら対処するのはかなりしんどいです。弾幕で全除去しても次のジャバが飛んでくるなんてのもよくあることです。相手の下振れかそもそもマッチングしないことを祈りましょう。多分一番苦手なデッキです
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・赤緑白ドラゴン(リース)
いわゆる246ロマネスクから大型のドラゴンを並べて制圧するデッキです。基本的にはどちらが先に「VAN」を出すかの勝負になります。ロマネスクの墓地落とし後にヴィオラで蘇生させるコンボが強力で実質的なギフトVANのような動きも可能になっているのでこちらがやや不利になります。ハンドキープなどは気にせずガンガンブーストして11マナに到達し「VAN」を先に出すことを心がけましょう。聖地のおかげで20マナ近くためることも不可能ではないため相手のVANを除去しながらこちらのVANで返すといったようなプランも視野に入れておくと良いでしょう。(そこまでマナ伸ばしてる間にライオネルやナンバーナインが出てきて普通に負けることのほうが多いのは内緒)
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まとめ
今期は最初から1700を目指すつもりで挑みました。このリストを組んでからけっこう勝てることがわかり、所属チームのメンバーに共有したところ各々カスタマイズした構築がチーム内でいくつかできましたが、結局オリジナルが一番勝てるという結論になり、このリストで試行回数を重ねて1700まで上がりました。
環境後半になるとリースドラゴン、モルト「王」、青単と当たることが増え、デッキの通りが少し悪くなりましたが、運よく拾える場面も多かったので何とか上げきることができました。
リストを共有した人たちが1600越えを達成できたり、公認ベスト4になったりしたので結構いいデッキに仕上がってると思います。今の環境も残り少ないので今のうちに使ってもらえたら嬉しく思います。読んでいただきありがとうございました。
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