手術するならタイor国内(FTM ver)
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このnoteで得られるもの
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✔️国内🇯🇵かタイ🇹🇭に行くか迷ってるあなた
あなたの現状の優先順位でどっちにすべきなのが明確にします
✔️性適合手術の予約から当日までの流れが知れる
(病院によって多少異なる)
✔️性適合手術(術式別)にかかる金額は?実際に行った僕の例を参考に解説します
✔️誰もが知りたい術後の体調の変化なども話します
✔️結果、性適合手術で悩んでる全てが解決し、戸籍変更まで1歩前進です!
こんにちは!いぶです!
戸籍の性別を変更するなら避けては通れない道
子宮、卵巣摘出手術
こんな風に思った方は多いのではないでしょうか?
実際に僕もタイ🇹🇭と国内🇯🇵どっちにするかで悩み
術式も何にするかで悩み
と、悩みっぱなしでした。
今回のnoteでは、僕の実体験をもとに子宮、卵巣摘出手術の全てを暴露します!
このnoteを読めば、優先順位が決まり
術式や病院選びに悩むことはありません。
傷跡や術後の体調の変化等のイメージがつきやすくなります。
【今まで悩んでた俺は何だったんだ?】
と感じるようになります!
子宮、卵巣摘出手術に関する悩みや迷いがある方は
何としても最後まで読んでください。
ここでページを閉じると損します。
悩む毎日のままです。
それでは本題に入ります。
まず初めに
今の日本は性別を変更出来る条件が法律で決まっています。
18歳以上であること。
現に婚姻をしていないこと。
現に未成年の子どもがいないこと。
生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。
その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること。
4つ目の項目が子宮、卵巣摘出手術に当たります。
5つ目の項目はクリトリスの肥大になります。ホルモン療法を、行なっていれば問題ありません。
それでは子宮卵巣摘出手術について解説していきます。
タイと国内どっちがいいの?
性適合手術に限らず乳腺摘出もですが
手術をするってなった時に僕が1番悩んだのが
「タイに行くか国内で済ませるか」の問題でした。
もちろん両方にメリット、デメリットが存在します。
あなたが今優先すべきもので、どちらを選ぶか決まります。
タイに行くメリットとしては
物価が安いのので、手術費が抑えれる
執刀数が多いので技術がある(傷が目立たない)
予約がとりやすい
観光できる etc…
デメリットは
言葉の壁がある
長期間の渡航が必要(2週間ほど必要)
帰国してから通院が出来ない
食事が合わない場合もある
コ○ナ等の影響を受けやすい(待機期間など改善されてきているが陰性証明やワクチン接種証明が必要)
国内のメリットは
言葉が通じる安心感
清潔感がある(タイがないわけではありません)
通いやすい(病院と家の距離にもよる)
術後のフォローがしっかりしている
デメリットは
手術費が高い
予約半年待ちなど(病院によって異なる)
1日だけ入院(クリニックの場合)
性適合手術を行ってる病院が少ない
など、どちらも一長一短です。
なので、先ほども言いましたが、
あなたが今何を優先するかで
タイに行くのか国内で行うのか決まります。
何を優先したいか考えてみてください。
僕は初め、安くて予約が取りやすいタイに自己手配で行くことにしました。(自己手配で行く方法は、また別の記事にします。)
自己手配はアテンドをつけない分費用を抑えれます。
ですが、渡航2ヶ月前。
悲劇は起きました。
あの世界的にダメージを与えた
『新型コ○ナウイルス流行』
一度は延期したものの飛行機が飛ばなくなったので
予約はキャンセル。
いつタイに行けるか分からない状況で僕は考えました。
【高くてもいいから早く済ませたい】と
ホルモン注射をしてるクリニックがSRSもやっていたので
他の病院を調べることなく予約。
だけど、コ○ナの影響でタイに行こうとしてた人達が流れ込み半年待ち…。
その半年がとても長く感じました。
人それぞれ状況は違うし優先順位も違います。
なので、あなたに合った病院選びをしてください!
予約してから当日までの流れ(国内)
手術1ヶ月前に採血をします。
僕は膣式だったので、膣の状態をみるためにエコーをとりました。
このエコーが気持ち悪すぎて屈辱的で
二度とやることはありませんが、二度としたくないですね(笑)
コ○ナの時期なので手術3日前にPCR検査も受けました。
SRSの場合は手術当日のみ入院で翌日経過観察して退院。
大学病院だと数日間入院出来るかと思います。
聞きたいことがあればすぐに教えてくれるのが安心できてよかったです!
手術当日の流れ
朝8時か9時に手術を行う産婦人科に到着
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個室に案内される
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3番目の手術だったので12時過ぎまで部屋で待機
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その後術衣に着替えて点滴
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歩いて手術室に向かい、手術台へ
↓
13時頃からスタートし終わったのは夕方だったと思います。
↓
夜は腹部の鈍痛と戦い眠れませんでした。
↓
朝、診察してもらい問題なければそのまま退院
このような流れでした!
術式と金額
SRSにも術式がいくつかあります。
どの術式を選ぶかで金額も大きく変わります。
タイでの費用です。為替により毎日変動します。
開腹術でも傷はだんだん目立たなくなるみたいです!
僕はガモンクリニックで開腹術で行う予定でした。
国内に関してはピンキリです。
開腹術→95万円 (ナグモ)
腹腔鏡(内視鏡)→110万円(恵比寿)
膣式→99万円(恵比寿)
ナグモの腹腔鏡は134万円です。
ちなみに僕は恵比寿で膣式88万円で行いました。
値上がりしたのかもしれませんね💦
タイで30万円予定が国内で88万円…。
自己手配で行く予定だったので、航空券等入れても
40万円ほどでした。倍以上ですね🥵🥵
ただでさえお金がかかる身体です。
そして、これからもホルモン注射などでお金がかかり続けます。
高いお金を払って国内で済ませた僕だからこそ
あなたには少しでも安く治療費を抑えることをオススメします。
もちろん、国内でやりたい理由がある人は国内でやってください!
術後の体調の変化
僕の場合、術後1ヶ月は何の変化もなく過ごせていました!
ですが、その後急に身体が火照り汗が出たり
数分後には寒気がしたりと体温調節が上手くできなくなりました。
火照った時にはチクチクすることもあり
完全に更年期の症状でした。
他にはトイレが近くなった気がします。
子宮卵巣を取ったことにより臓器が下がり膀胱を圧迫してるそうです。
トイレに行きたいと思ってからの我慢できる時間も短くなりました。
手術から1年8ヶ月経った今も体温調節には悩まされています。
(もちろん人それぞれ症状は違います)
まとめ
何度も言いますが、あなたの優先順位でタイに行くか国内でやるかが決まります。
そして、性適合手術はFTMの場合、子宮と卵巣を摘出します。
この意味が分かりますか?
「取ってしまうと自分でホルモンを作れなくなる。」
子宮卵巣摘出手術の保険適用はありますが、僕はオススメしません。
なぜならホルモン療法を行っている人は適用外だからです。
もし、あなたがホルモン注射が合わない身体だったらホルモンも作れない。
外からも取り入れることができなくなってしまいます。
僕の知り合いはホルモン注射を打つと鬱病のようになる人もいます。
タイの病院がホルモン歴にこだわるのは、そのためです。
性適合手術を考えてるならば、ホルモン注射を定期的に半年から1年打つようにしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
今あなたは優先順位が決まり、
タイでやるか国内でやるか明確になっているのではないでしょうか?
色んな事情はあると思いますが、戸籍変更がゴールではありません。
焦らず自分のペースで治療をしてください(^^)
あなたが自分らしく生きれますように。