障害年金基礎講座 39 支給停止
障害年金の支給が決定して、もらっている障害年金の支給が
停止される場合は、以下のときです。
① 更新時に提出期限より遅れて、更新用診断書(障害状態確
認届)を提出したとき。
② 20歳前の傷病による障害基礎年金をもらっていて、本人の
前年の所得が一定額を超えたとき。
③ 障害基礎年金をもらっていて、更新時に2級にも該当しない、
障害厚生年金をもらっていて、更新時に3級にも該当しない
というとき。
①の場合
更新期間内の内容の診断書を提出して、それにより障害等級
がもらっている障害年金の等級に該当すると判断されたら、
支給停止時期まで遡って、その分は支給されます。
②の場合
毎年、前年の所得を確認して制限がかかるので、前年の所得
が一定の限度額内になれば、また支給されます。
③の場合
障害年金をもらう権利(受給権)自体は、65歳になるまでは
消滅していないので、再度状態が悪化したと自分で思ったら、
診断書と支給停止事由消滅届を提出し、再び障害等級に該当
すると判断されれば、またその請求時点から支給されます。
なお、支給停止の期間中でも年に1回は、年金額の通知書の
みは届きます。(その中に支給停止額等が印字されてます。)
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