個人的選挙戦略
推しが不穏な事を言っているのです
のほほんと過ごせたら出馬する可能性があるのですか!?
またあの狂乱の17日間を……できらぁ!!
可能性があるのなら対応策を用意するのがオタクです
推しが急に出馬をしても大丈夫なように、今回の東京都知事選で学んだことをまとめておきましょう
コンセプトとアウトリーチ先を最初に決める
ここが決められないまま走り出した最初の週末は本当にキツかったのです
・編み物で応援する
・政治の話に興味ないハンドクラフト界隈に名前を知ってもらう
この2つが決まったあとは迷いがなくなり編むスピードがあがりました
やはり戦略は大切です
期間中に気をつけたこと
ひまそらあかね支持者として人に見られる意識を常に持ち投稿をしました
言葉にはいつも以上に気を使いました
常に「ひまそらあかね」とひらがなフルネームで呼びました
自分のことは一人称私に統一しました
「当選する」「都知事になる」なりたいではなく、なると断言しました
言葉には力があります
当たり前ですが人として尊敬されない行為を支持者がしていたら投票をしてもらえなくなります
自分がこの人は投票したくないなと思う立候補者の「支持者の行動」を反面教師にしました
他の立候補者のネガティブキャンペーンには細心の注意が必要です
真っ当な批判だとしても、言葉を選んで伝えなければ、言葉から怒りや恐怖だけを受け取られます
政治に興味がない人の心に届けるためには上から目線の押しつけはいけません
真実を正しさを教えてやるという優越感
これは受け取る側からしたらマイナス要素です
偉そうなやつは嫌なやつです
相手は政治を知らないだけで物を知らないわけではありません
話してる内容は政治用語が多く理解できなくてもバカにされてるのは分かります
政治を知らない=無知な奴ではありません
別のジャンルになればあなたよりも詳しいことがあるはずです
リスペクトを忘れた選挙応援は暴力的な押しつけになります
そもそも国賠? 住民監査請求? そんなの政治に興味がない人からしたら局地的な界隈で使われるスラングですよ
言葉の意味すら知りません
そういう人にも知ってもらう努力をするのがクチコミなのだと私は思います
どのようにクチコミをするか
本当に伝えたいことはなにかを見極めましょう
言葉から感情を取り除くためにふるいにかけ、己の欲望や願望を捨てて残ったものを伝えるべきです
今回の選挙応援で「ひまそらあかねが死ぬかもしれない」は初手で伝えるべきでない言葉でした
もっと冷静に話をするべきでした
感情は行動の原動力になりますが、それはあくまでも自分自身の内側の問題です
不完全燃焼で外部に押し付けたら絶対にいけません
ケンカは禁止
また、支持者同士のケンカもご法度です
リプ欄でのやり取りはインプレッションも低く内輪ノリになりやすいです
でも世界中の人達が見ようと思えば見られる場所なのです
そこは個室ではないパブリックな空間です
建設的な対話をおこなうのは大丈夫
お互いに頑張ろうねと励まし合う姿も悪くはない
けれども誹りあうのはいけません
候補者は身内の揉め事を制することができない人間だと思われてしまいます
難しい言葉は使わない
選挙応援は小学校高学年の子に伝わるように優しい言葉で丁寧に説明しましょう
話す方は何度も口にしている言葉です
だから一言一句意味がわかっています
けれども通りすがりの人はそこまで耳を傾けてはくれません
ワード1つ覚えてくれたら御の字です
「勝率1割といわれる国家賠償請求、通称国賠に勝訴した」
耳で聞くのか、目で読むのかでも変わりますが、どこを切り取って覚えてもらえるかは分かりません
「勝率」「国賠」「勝訴」あたりならありがたいですが、ほとんどの場合、右から左に馬耳東風です
なんか言ってるなぁで終わります
短くそして分かりやすい言葉を使いましょう
よく、お気持ちだとかイメージ戦略と言われるキャッチコピーも意味はあるのです
まずはポジティブな印象を持ってもらい、そこからさらに興味を持ってくれた相手には公約について話します
いきなり公約の話をされても聞く側の準備が出来ていなければ無駄なのです
しかもそこで距離感を間違えて押してしまうとネガティブな印象だけが残ります
長くても3ワードあれば良いと私は思います
ひまそらあかねでいえば
「オタクの味方」
「ウソをつかない」
「お料理男子」
「漫画オタク」
「彼女募集中」
「行動力のかたまり」
「リアルなろう小説」
などがパッと思いつくキャッチコピーでしょうか
イメージ戦略なのですから、これぐらい単純で良いのです
それを刷り込むことで、別の機会に公約を目にした時
「あのウソをつかない人ってこういうこと言ってるんだ」と爪痕を残す布石となります
選挙期間は限られています
投票日というゴールが決まっているから、つい焦りがちです
でもクチコミは気長におこないましょう
これは私の失敗からの教訓です
実践
今回の東京都知事選挙
友達も知人もおらず、家族にすらろくなクチコミができなかった私がやったこと
目標は5人に「ひまそらあかね」の名前を知ってもらう
シンプルにそれだけです
そのためにまず私のXのインプレッションを増やすことに専念しました
フォロバ100%してひまそらあかねを応援する人と繋がるようにしました
noteに素材保管庫を用意して撮影したあみぐるみの写真をまとめました
透過素材にしてもらった画像も保管庫に保存しました
透過素材の使い方は分かりませんが、写真の使い勝手が良くなる加工なのだと思ったからです
さらに観戦車様のマシュマロに素材保管庫の拡散のお願いをしました
この時たくさん引用してもらったポストはしばらく固定ポストにしていました
固定ポストを変えてからも定期的に引用リポストして広報するべきだったと終わってから反省しています
反省は今後にいかします
さて、いいねやリポストをしてもらえるようになったので計画を次のステップに進めました
ひまそらあかねに関するポストに「ひまそらあかね」「編み物」「あみぐるみ」「ハンドクラフト」といった手芸に関するタグを付けました
すべての投稿にはつけませんでしたが、ここぞという時に「編み物」や「あみぐるみ」を付けました
それらのワードのおすすめ上位に私の投稿が出てくるようになりました
あみぐるみに興味を持ち、私のプロフィールに来てくれた方が見るのは
「東京都知事選に立候補したひまそらあかねを編んで応援している」という説明です
固定ポストにはひまそらあかねの公式紹介漫画も載せました
選挙終盤、私はこの作戦でひまそらあかねを知らなかった人に名前を知ってもらおうとしました
クチコミのノルマは5人
すでに家族3人には話しています
のこり2人にアウトリーチできていたらいいなと思っています
結果を知ることは叶いませんが
この作戦にはひとつ問題がありました
選挙当日に「ひまそらあかね」がサーチバンされていたという噂を聞きました
つまり私の投稿は一番見てほしかった選挙当日に見られなかった可能性があるのです
次の機会があったら、あえて「ひまそらあかね」の文字を入れない投稿もします
遠回りになりますが、可愛いあみぐるみから私のプロフィールにまで来てもらうアウトリーチ方法も残しておくべきでした
反省は次回に活かします
次にまた同じことがあったらやりたいこと
今回、手応えを感じた編んで応援は続けます
Xでの熱量は維持するべきです
他の手工芸のスキルでも応援できないか考えます
選挙期間中になにか1つ完成させるというドキュメンタリーは人々の心になにか温かいものを届けられると思うからです
フリー素材も撮影してnoteにまとめます
撮影する時のコツも分かってきたので余白多めに撮ります
選挙終盤にはじめたInstagramでの応援を初日からやっていきたいです
Instagramは蓮舫や石丸伸二、田母神俊雄に負けていました
それは選挙結果も同じです
動画制作
政治に興味がない人にも見てもらえる動画を作りたいです
公約を説明する応援動画ではなく、クスッと笑えるエンタメを意識したものを投稿したいです
難しい話を私はまとめられないし、みんなが同じものを作らなくてもいいかなっていう甘えた考えです
ひまめちの作り方のようなアウトリーチの方法も模索していきたいです
終わりに
以上が推しが急に出馬をした未来の私に教えてあげたいことです
他にもやれることを思いついたらスキルを磨いて備えていきます
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