【GLドラマ】タイ The Secret Of Us③
(ただの、イチ個人の感想書きなぐりです。)
The Secret Of Usの最終話EP8が放送されて、もう1ヶ月以上。その間にファンミ開催による、TSOUロスの沼の民を救済。そしてなんと、こんなに早く次回作の発表も。
次回作は、オリジナルのお話との事。
より、LingOrmさんらしいストーリーになるんだろうなぁ。この、GL元年?に立ち会えてホント光栄です。
…まぁ、今10代だともっと嬉しかったけど🤣
のっけから話が逸れました…😓
最終話の放送終了後、沼の民の間で飛び交っていたのが、
題名の『The Secret Of Us』の『The Secret』 は何だったのか。
私が目にしたのは、
「私たちのお家」のあのジグソーパズルと
Fa.Ladaの性癖(肩を噛む事や、酔うと女性に手を出しちゃう事) 説
でも、実際はどうなんだろう…。
知りたいけれど、製作者側から出てないと思うし、これからも出ないんじゃないかなぁと。
きっと、ソコは観る人達次第。ある意味、どんな考えもあり…?
と言う事で、皆さんの目がOnlyYouに逸れてる今、こそっと、私の『The Secret』への考えをば 少し…😁
私としては、それは『愛』
Lingling さんが歌う「Eventually, I’m hurt」の歌詞の1部
♬ My love must be hidden I can hardly stand it ♬
~私の愛は隠さなければならない 耐えられない~
そして、この歌詞のアンサー・ソングみたいな、EP8-1/4のEarnさんの言葉
『P’Mor、私達が隠す事が最も難しいのは何か分かりますか?
それは、私達の気持ちです。それを完全に隠す事なんてできない。きっと、それは何らかの形で漏れ出てきてしまいます。』
そう、『The Secret』とは、
手放せなかった、隠し切れなかった=秘密にしきれなかった『お互いに対する強い想い(愛)』じゃないかと…。
The Secret Of Usには「愛」の伏線が、あちこちに張り巡らされていたように思います。
大きい所で言うなら、EP2-2/4のEarnママの言葉
以前の記事の中で「もし、2人の気持ちが離れてしまえば、その愛は手放さないといけない…。」としてしまいましたが、Google訳の「その愛があなた達にとって正しくないのであれば、手を放さなければいけない。」なのであれば、回収したのは、EP8-2/4 でLadaパパさんに会い行ったEarnさん
Earnママの言う「正しい方法で愛し」の正しい方法が分からないけれど、両親や人間関係を大切にするタイの国民性を考えると、
『相手だけ自分達だけを想う気持ち…ではなく、相手の過去も未来も、その人を育む全てを丸ごと受け入れて大切にする事。もし、互いの愛が、互いを、その人らしさを、その人を形作るものを傷付けるなら、その愛を手放す強さも必要。』
「恋愛」から「見返りを求めない愛」への昇華…と言う事なのかなと思います。
そして、EP2-2/4 のEarnママの言葉へのEarnさんの答え
この回収が、EP8-2/4の病院でのお別れのシーン
Ladaさんの「この別れが、私たちの永遠の別れを意味するかもしれない…。」の言葉の後、最後の決心をするかのように俯いて涙を抑えて、少し笑った後のEarnさんの言葉
に込められていると思います。
唯一無二の愛を護るため、その愛で大切な人を二度と苦しめないために、大好きな人の手を放す。でも、それは愛する事をやめるという事ではなく、心の中でただ一人の人を永遠に想い続ける事。
Earnさんの、見返りを求めない、おっそろしい位純愛で、強くて真っ直ぐな気持ちだと思います。
そしてそれを、真正面から受けて立つP'Mor「あなたは私の心の持ち主です。最初で最後の…。」
これを口にしたことで、P’Morもこれがただ唯一の愛だと理解したのだと思います。だから、離れる選択を受け入れる事ができた。
最初、「私の心はずっとあなたのものです。」はEarnさんの台詞では?と思いましたが、このドラマのLadaさんの性格を考えると、私の心の中にはずっとP'Morがいます…では駄目だった気がします。
とにかく、こんな強い2人の想いを、そんなやすやすと秘密にできると思えません。そして、こんな強い想いが、アチコチに転がっているとも思えません。
個人的に、狂気と純愛は紙一重だと思っていて、どちらかの想いがもう片方を上回れば狂気。対等であれば、純愛になるのだと…。
サフィックの1作目に、これを持ってきた…と言うか、(賛否両論ありましたが)聡明でしっかりしている原作のLadaさんをこう描いた監督の想いは、
人間間における愛は、性別関係なく想い合う2人の隠す事のできない、相手の全てを包み込もうとする深く大きい気持ちなんだという事なのかなぁと。
そして、それとは別にもう1つ思っている事。
この物語の要(かなめ)的部分は、Earnさんと共に成長する愛なのかなぁと。
(個人的に思う事ですが、やっぱりタチとネコではネコさんの方が大人…。ネコさんが大きければ大きい程、タチは掌の上にいることに気付かず、自由にそして精一杯カッコつけて自分が護ってる…って思える気がします😆
また、話が逸れました😁)
Ladaママの嘘を信じてしまい、大好きなP'Morに裏切られた…と別れを選んだあの日。
2年、もしくは4年(どっちのセリフもあり。結局どっちなんだろうか…)の歳月を経て、偶然が重なりLadaママの嘘を知る。湧き上がる、心の奥にしまっていたP’Morへの想いと手を離した後悔。
それでも、「私はもう、この愛を手放したりしない。」と決めたEarnさん
EP3-3/4でTanさんから、どれだけP'Morが傷付いたのかを聞かされます。
But, I didn't mean to. I did what I did becouse…
「そんなつもりはなかった。そうしたのは…。」と言い訳をしようとするEarnさんに、
The reason dosen't matter anymore.
「もう、理由なんて関係ない。」と言い放つTanさん。
この時以来、Earnさんは、別れた言い訳をしたり誰かのせいにしたりしていないんです。Ladaさんにすら言い訳をしない。カッコよくないですか?
そして、自分が傷付けた大切な人の1番辛かった時期を、全力で支えたTanさんに誓うEarnさんの言葉。
「もう1度だけ、チャンスを下さい。私が、完全に彼女の心を治します。」
努力しますだったり、そうしたい等の希望ではなく、「宣言」です。
そして紆余曲折とEngfahさんのSUPERカッコ良いアシストがあり、やっと(Earnさんだけでなく私達も)切望していた仲直り。
そして、Ladaママとの一騎打ち。
多分この時はまだ、迷いながらもLadaママは敵だったんだと思います。
そして私達が、「なんで今やねーんっ!!」と盛大に突っ込んだ、Ladaママの入院。
自分が戻って来なければよかったのかと悩むEranさん。
そして、母にきつく言ってしまった後悔に潰されそうなLadaさん。
そして、(デジャブーかと思った)LadaさんのGAPのSamさん作戦🤣
そして、Ladaママとの和解…と言うか、Ladaパパのやっと言ってくれた と、Ladaママのマイノリティへの理解。
そこからは、Happy Endへの怒涛のたたみかけ。
ぶ~んと端折って、結婚式とっても綺麗でした。
その後の新婚旅行で戻った、2人の出逢いの場所、イタリアでの私達のお家。
もう、お金持ちの規模が違うから、何がきても驚かないけどね…。
なので、原作から少し離れたとしても、Earnさんの成長がこの物語には必要だったのかなと思っています。
最後は、個人の好みによる無理くりなところが強いですが…。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
日本では描けない世界観のタイGL。
これからも、いろんなドラマが制作されていくのを楽しみにしています。
そして、GLドラマの浸透とともに、少しでもみんなが生きやすい優しい世界になりますように
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