記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【タイGL】Affair ②『Gemini(双子座)』

(ただの一個人の、勝手な感想の書きなぐりです)


変わらないこと

以前の記事に、変わらない物の象徴としてのGemini(ふたご座)と書きました。それについて、個人的な感想を…。

始まり

それは、EP1-1で、もう出てきています。


Pleng:何してるの?
Wan:Geminiをみるために、よく見える方角北東を探してた。
Pleng:どうして探しているの?
Wan:物語を読んで、とても興味深い内容だったから。ほとんどの人は、それが恋人たちの事だと思ってるけど、でも実際は、2人は愛し合う事ができないの。
Pleng:どうして?
Wan:だって2人は兄弟だから。ラテン語でGeminiは、ふたご(兄弟)の事なの。
Pleng::そんなに悲しいなら、見なくてよくない?気持ちが落ち込むだけでしょ?
Wan:私は、聞いた事をそのまま信じる人じゃないから。自分の目で見て確かめて、考えてそして感じて決めたい。

と話しています。そして、その後

Pleng:もう少し頑張ったらいいのに
Wan:どうして?私は今のまんまで満足だよ。別に、欲しい物はないし。ただ、いつまでもあなたのそばにいる人でいたい。あなたがいてくれさえすれば、他に何もいらない。

と続きます。もうこの時点で、Plengさんさえいれば他に何もいらないWanさんがいるんです。
 そう、EP1-1でもう既に、『変わらない事』が示されているんです。私が思うそれは、
『2人のAffair(事件や出来事)に対する姿勢の違い』と『WanさんのPlengさんへの気持ち』です。

Plengさんが家を出た1年後だけ、2人が離れた場所で、ふたご座を見上げている描写があります。でも、きっとこれ以降も、2人は離れた場所で、離れた時間の中で同じ双子座を見上げていたと思います。

13年後、やっと願い続けたPlengさんとの再会。最初は、上手く喜べなくて、分かり難い感情でしたが、Plengさんとの時間で笑顔を取り戻すWanさん。
そして、度々一線を越えるも、なかなか次に進めないPlengさん。それでも、どんな時も何があっても、WanさんはPlengさんを一途に諦めない。怒って離れる事もあったけれど、それは、Plengさんを動かすための、Wanさんの駆け引き。

そして、2人のバランスが動き、Wanさんが願い続け待ち続けた、お互いがお互いのものに。

2人ともがすごく嬉しそうで、愛おしそうで、このまま続いてくれたら…、もう、なんならEP終了しても…嫌やけどいいかも位思っていたのですが…。

変わらずそこにある想い

はい、EP7の特大AffairのOne-Two Punch(ワン・ツー・パンチ)
目の前でのEK自殺未遂に、大好きな父親の浮気とWanさんとの姉妹疑惑。
『17歳から30歳』でも書きましたが、EKの自殺未遂のパニックの時は、まだWanさんの声が届いていたんです。

でも、Wanママさんの告白した事件では、もう、Wanさんの声はPlengさんに届きませんでした。

私が勝手に思っている事ですが、なぜ届かなかったのか。それはきっと、Wanさんとの事だったから…じゃないかと。大好きだった父親の浮気はショックだったと思いますが、それ以上に、子供のころから想っていながらも、押さえ続け見ないふりをし続けた、Wanさんへの変わらない気持ちを、一緒に歩いていく願いを、全てを難しくする事だったから。やっと触れたその人が、一番触れてはいけない人だったから。


ここで、EP1-1の双子座シーンを思い出すと、
Plengさんは、「そんなに悲しいなら、見なくてよくない?」と言っていました。そしてWanさんは、「自分の目で見て確かめて、考えてそして感じて決めたい」と言っています。
2人共、今回の事件の動きと同じです。
Plengさんは、Wanママから聞いたことをうのみにして、この問題から逃げようとしました。
Wanさんは、Plengさんと同じようにショックは受けますが、母の言葉をうのみにすることはなく、ただ、その真実を確かめます。それが、姉妹だと証明する事になっても、傷つく事になっても。
もう離れる選択はなく、一緒に乗り越えていきたいWanさん。それは本当に、全てをかけての願いだったと思います。
でも、また、その自分から離れる決心をしたPlengさん。それを見ても、「行く所あるの?」とまだ心配するWanさん。

それなのに、Plengさん口からでたのは、Earthを頼るという選択。また手を離し、逃げる事を選択したPlengさん。


セクマイ当事者として言えば、これは悲しい。人によるのかもしれませんが、私は、男性を選択される方が別の女性に行かれるより辛い…と言うより切ない。もう、無理なんだろうなって、諦める気持ちになります。
ましてや、EarthはPlengさんに好意をよせていて、自分が心配していた相手。

もう、手を放す時なのかもしれないと考えるのも分かります。今は、互いを信じ合い 手を取り合って越えて行きたい。なのにどうして。
そして、Wanさんは最後の賭けに…。
初めて互いに触れた(多分)場所、17歳以前の何の事件も起こっていない時に家族で旅行した場所、そして30歳お互いのものになった時幸せな気持ちで新婚旅行にと誘った場所

変わらないけど変わらなきゃ

そんな場所で待っているのは、まだ、気持ちがあると言う事。気付いて欲しい、迎えに来て欲しい、手を取って抱きしめて欲しいと言う事だと思います。
でも、悲しいし怖い。本当に自分の人生からPlengさんが、今度は、本当にいなくなるかもしれない。泣き続けるのも飲み続けるのも、分かる気がします。いつか見つけ出す、そんな微かな希望が残っていたから、死んだようにだったとしても、Plengさんを探すと言う行為で繋がって生きていられた13年間。
でも、今度は本当に失うかもしれない。何があってもPlengさんから離れず、一緒に生きてくことを選択し続けたWanさんの心が、Plengさんの手を離す。
置いてきたWanさんの手紙は、悲鳴に近いWanさんの願いだったと思います。
その願いが、Wanさんの悲しさが、Plengさんに届かなければ、これからPlengさんのいない世界で、生きていかないといけない。だから、ずっと見上げていた双子座を、Tattooとして自分の身体にいれようと思ったのではないかと思います。
置き手紙に書いていたように、心にPlengさんを留めて生きていけるように。永遠に愛し続けられるように。
きっと、Wanさんは、物語を読んだ時から、双子座を自分たちに重ねていたんだと思います。

Tattooを入れる時、Flankに言った言葉
双子座は兄弟を象徴します。でもそれは、私達が望むどんな意味にもなると私は思っています。私達の見方次第です。Plengとの愛と同じです。私達2人は、友達であり姉妹であり、そして恋人でもあります。
私たちは、お互いにとって全てです。


変わらないものでも、これからもずっと一緒に居続けるために、そこに流れる想いは変えず、その形を その強さを変える必要があったんだと思います。

双子座のTattooを入れて、命を手放す事はできない。…と信じています。


この、EP7の最後、正直言って苦手です。そこまで辛いって事なんだろうけど…😓
まず、ドラマ的にも120%Plengさんが間に合うんだと思います。でも、ドラマ無視して間に合わなかったとしても、Wanさんは、頭までどぷっと海につかったら
「はい。頭冷えた!!(⁠>⁠▽⁠<⁠)⁠」って帰ってくると思います。
「涙も海水で流れたし、Khun-Plengが来た時にどんな嫌味を言うか考えとこっᕦ⁠(⁠ò⁠_⁠ó⁠ˇ⁠)⁠ᕤ」位言うて上がってくると思います😁
だって、絶対Plengさんを置いてはいけないし、なんて言ったって、13年も待ち続けたPlengさんが作る自分のための曲、歌詞を見てあんなにワクワクしたあの曲 まだ聴いてない🎹。そりゃあ、そんな事してる場合やないですよね。なので、そこは心配してない。
…と言うか、既に次回予告で見ちゃったし。ホントそこ、CHANGE2561さんの優しさなのかどうなのか…😅

なんにしても、最後の最後もこんなにシンクロ。本当に想いあっている2人なんです。

実は、Plengさんも同じように一途。
きっと、自分の気持ちを持て余しているだけ。
最初から一貫して、
PlengさんだけがいればいいWanさん。

あのね

17歳の時に、Wanさんが読んだ物語。
双子座がまるで自分達のようだと感じたその話はきっと、ギリシャ神話だと思います。

ふたご座は、ギリシャ神話に登場する双子の兄弟で、大神ゼウスの息子です。この2人が司るのは、                             「勇気と友情」( 2人は深い兄弟愛で結ばれており、お互いを助け合う)                   不滅と死」(弟が不死であるのに対し、兄は普通の人間です。これが不滅性と人間性の対比を象徴しています。)                           2人の弱点は、兄のカストルは不死ではないことであり、人間としての限界があります。一方、弟のポルックスは兄弟愛が深いため、カストルの死に対して非常に脆弱です。
神話の中では、ある戦いで兄は流れ矢にあたって命を落とします。 いつも仲良く一緒にいた兄の死を、弟は深く悲しんで受け入れることが出来ません。兄ではなく、自分が不死身なことにも責任を感じることがあったと言います。 そこで父である大神ゼウスに「兄と私は同じ時に生まれ、同じ時を過ごしてきたので、死ぬときも同じ時がいい。どうか私の不死身を解いてください」と強くお願いしました。ゼウスは、その想いに心を打たれ、ポルックスの不死身を解き2人を天に上げて一緒にいれるよう星座にしました。 こうして仲の良い双子カストルとポルックスは、並んで星座になりました。 また、この神話は少し違う話もあります。重傷になった兄に、弟は自分の不死身を半分わけ与えました。そして、2人は生涯一緒に(半年ごとに)天と冥界を行き来する様になったとも言われています。

PlengさんとWanさんに、似ていませんか?対比=バランスを象徴していて、兄(Plengさん)が大好き。
兄は、一度命を落とすも、自分の不死を半分分ける、もしくは手放す事も厭わない弟に助けられます。
Plengさんも、家族や地位等その時の自分を支えていた物を、一度全てなくします。しかし、13年間再会を願い続けた、Wanさんの強い愛で戻ります(Wanさんの笑顔も戻りますが😊)。
そして、今回はPlengさんがWanさんに手を伸ばす番です。
深い絆で繋がっている、大切なWanさんを取り戻すために。もう、離れる事なく、2人で生涯一緒に生きていくために。



ここまで書いてきて、ネタバレ上等的な、なんなら、出し過ぎちゃいますか?位のCHANGE2561さんの予告動画がモリモリ上がってきました。EP8で、また嫉妬させたり合戦的なものがある感じですね…。
こんなに真面目に?硬く?考えてたらアカン気がしました。なんか、もっとふわぁっと見てるのが正解ですね😁
とにかく、後1話です。
ラストを見て、また書きたくなるのか、このままなのか。話したい事や好きな所は、まだまだ沢山あるのですが伝えるって難しい。


いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!