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【タイGL】Affair ③『手紙』

(ただの、イチ個人の感想書きなぐりです。)


なんとなく

現在、EP7まで終わってしまいました。
最初から互いに強く惹かれているし、互いがいればいいと思っているのに、自分達の問題3割・外的要因7割位(ただの個人的感覚からの割合です)で色んな出来事がおこり2人を引き離します。
そのAffairの中で、手紙が2通。
それも、どちらも「置き手紙」
行き詰まる2人の関係(バランス)を変えるきっかけを担っているようで。
タイ語からGoogleさん訳してもらいつつ、気になるところは勝手に意訳しています。

from Pleng to Wan

13年前、17歳で家をでたPlengさんの置手紙

両親の死(父親は自殺、それを見た母親は心臓発作。)
父親の事業の失敗により、お嬢様から一文無しへ。
全てなくした中で、唯一信じられると思っていた人達の裏切り。

きっと、1番悲しかったのはWanさんの嘘。
そして、自分を偽る事で、「あなただけが素晴らしい人になれるのです。」と言う言葉。「愛しているから、そうした」と言われた時のPlengさんの表情が辛い。きっと、相手の成功が嬉しいのはお互いなのに…。


自分本位だったPlengさん、自分の存在意義が根底から覆されたと思います。そして、自分の存在がWanさんにどう影響しているのか…を知った事が、最後の引き金だったのかもしれないと思います。
戦い方を知らないPlengさんには、自分自身を手放さない為に、そしてWanさんの為に出ていくしかなかったんでは…と思います。
17歳で誰にも頼らず生きていくなんて、お嬢様で護られてしかきていなかったPlengさんにとって、そんな怖い事ないと思います。でも、それしかなかった。だから、最後に、さよならの手紙だけど、今まで言わずにいたWanさんへの気持ちを、ただ素直に書き残したんだと思います。
そして、私的にこれは、死んだりしない宣言なのかな…と。だから、Wanさんも探し続けたのかなと(勝手に)思っています。


日本語版

Wan
もうすぐ、午前4時です。私があなたより先に起きたのは、これが初めてだね。さよならを伝える、この手紙を書くためだけど…。こうするしかなくて、ごめんなさい。でも、信じて。きっと、これが誰にとっても最善なんだと思う。WiおばさんもChitおじさんも、安心すると思います。そして、ついにあなたは本当の自分として、自分の人生を生きる事ができるようになります。今まで本当にありがとう。あなたがしてくれた事、全てに感謝しています。私は、あなたが私を愛しているのを知っています。でも、私はあなたに、あなた自身も愛して欲しいんです。そして、あなたが誰であるかを誇りに思って欲しい。 残念なのは、あなたがどれだけ才能があるかを知っていたら、私はあなたと一緒にお祝いしたのになって事。そして、私達2人は一緒に幸せなれたんじゃないかな。だって、他人が私たちをライバル同士だとみなそうが、私たちをどう思おうが、私は気にしないから。私が大切にしているのは、あなただけだから。                          でも、どうであれ、すぐに新しい日が始まります。                                誰もが自分の人生を生き続けなければならない。                                 あなたは学校に行かないと駄目だし、そして、私も自分の道を行かないと。行く先に何があるのか分からないから、正直怖い。                     でも私の事は心配しないで。ちゃんと、自分を大切にするから。                            そして、いつもあなたのことを想っているから。                                         私の気持ちが変わったと言ったことだけど、…信じないでね。ただ、隠されていた事が腹立たしくて言ってしまっただけだから。だって本当は、たとえ何があっても私はあなたを愛しているし、永遠に愛し続けているから。Wan、強く生きてね。私も頑張るから。さようなら、Wan。ご両親によろしく。

英語版

Wan
It's almost 4am,now.This is the first time that I've woken up before you.To write  a  letter telling you that I've left. I'm sorry I had to do it this. But believe me, it’s for the best for everyone. Your parents will fell at ease. And you'll finally get to live your life as your true self. Thank you for everything. And thank you for all you've done for me. I know you love me. But I want you to love yourself. And be proud of who you are. It's a shame. If I had known how  talented you are, I would've celebrated with you. And we both could have been happy together. Because I don't care if others see us as competitors, or what others think of us. The only person I care about is you. But whatever it’ll a new day soon. Everyone has to keep living their lives. You’ll have to go to school. And I’ll have to my own way. To be honest, I’m scared too. I don’t know what’s ahead of me. But don’t worry about me. I’ll take good care of myself. And I’ll always think of you. Oh, about what I said when I told you my feelings had changed don’t believe that. I only said that out of spite. Because in truth, no matter what happens I still Love you, and I’ll love you forever.
Wan, You have to stay strong. I’ll try my best too. Goodbye, Wan. Send my regards to your parents.                                                                                                                                                                                                                              


from Wan to Pleng

30歳、互いが待ち望んでいた再会。重なる想い動き出す2人の時間。共に歩んでいこうとするなら、どちらかだけに頼っては上手く歩けない。この試練を一緒に乗り越えたいWanさんの願い

EKの自殺未遂、自分の母とPlengの父との事情、そして、ただ1人の愛する人との姉妹疑惑
大好きだった父親の最後と同じ、ピストルでのEKの出来事で心がシャットダウンしかけているPlengさんに「すべてを一緒に乗り越えるための、試練なのかもしれない。私たちが十分にしっかり手を繋ぎ合っていけるのかどうかを確認するための。」「諦めたようなことを言わないで。一緒にこれを乗り越えましょう。これ以上のことはないから。私を信じて」と伝えるWanさん。どうにか引き止められるかと思っていたのに、本当になんでそのタイミング?!な母親からの爆弾投下
EKの傷も収まっていないのに
(でも、病院でEKの両親がWanさんを責めた時、Plengさんが前に出てWanさんをかばったんですよね。だから、大丈夫なのではと思ったのですが…)また大好きな父親の出来事を突き付けられ、そして、やっと自分の心に正直に一緒に生きていく事を決めた大切な人、Wanさんが自分の姉妹だと言われ、もう疑う気力すらなく全てから手を放そうとするPlengさん。

自分のそばに、手の届くところにいるのに、ずっと思い続けた大切な人が、自分を見なくなる。それを見て悲しかっただろうし、それでも愛する事をやめられないのが分かっていて、本当に苦しかっただろうなと思います。

Plengさんがいなかった13年間の辛さを知っているし、その上、今はもうPlengさんに触れてしまったから、失う事にはきっと耐えられない。大嫌いな方法だったとしても、もしかしたら永遠に失う賭けだったとしてもこれしかなかった。

日本語版

Pleng
ついに、あなたに手紙を書く時が来たようです。13年前、あなたが私に手紙を残して家を出て行ってから、私は死んだように生きていました。そして、やっともう一度会うチャンスを与えられたにも関わらず、あなたは、また私から離れる事を考えています。私がどれだけ疲れ果てているか、知っていますか?私があなたと繋がっていようと努力している間、あなたは逃げ続けました。
もう、あなたにこの手紙を書く事が、私にできる最後の事だと思っています。私は、この伝え方が大嫌いなのですが、もうこれしか…。
母が、私達が姉妹だと言った時、私もあなたと同じようにショックを受けました。でも、私達の違いは、私はそれを信じていなかったということ。そう、一瞬たりともです。しかし、あなたは、それをすぐに、完全に、疑いもなく信じました。真実を探し出そうともしませんでした。あなたが考えていたのは、また逃げる事だけでした。だから、私はあなたに真実を証明しようと決めました。そして、DNA検査の結果、私たちは実際に姉妹ではない事が分かりました。結果が出たとき、なぜすぐに見せなかったのか不思議に思っているかもしれません。そうすれば、私たちは最終的に理解し合えたし、もう離れ離れになる必要もなかったでしょう。しかし、私は考えました…。愛は、こんな紙切れ1枚に左右されるべきではないと。それは、私たちがお互いをどれだけ信頼しているかにかかっているはずです。そして、その信頼が十分に強ければ、たとえ検査結果がなくても、たとえ真実が証明されなかったとしても、私たちは互いを愛し続け、お互いの手を放す事はないでしょう。でも、そうはなりませんでした。あなたは、また私の手を放す事を決めました。あなたと再会するまでのこの13年間のように、また私を苦しめることになるにも関わらず…。
私を探さないでください。あなたには、私のように苦しんで欲しくないのです。もしかしたら、私たちが離れているのは、ひとつの試練なのかもしれません。私たちが、本当に互いの運命の相手かどうかを確かめるための。もしそうなら、私たちは互いに戻る道を見つけるでしょう。でも、もしそうでなかったとしても、私の人生でただ1人愛するあなたを、心の中に留めておきます。そして、私は永遠にあなたを愛します。

英語版

Pleng
I guess now is finally my chance to write you a letter. After 13years ago, when you left me a letter and ran away. Leaving me to live as if I were dead inside. And even though we were given a second chance to meet, You’re still thinking of leaving me again. Do you know how exhausted I am? While I kept trying to hold on, you kept running away. So, I thought, Writhing you this letter Would be the last thing I could do. Even though I hate this way of communicating so much. I admit, when Mom said we were siblings, I was just as shocked as you. But what’s different between us, is that I don’t believe it. Not even for a second. While you believed it right away, completely and without question. You didn’t even try to fight to find the truth .All you thought about was running away again. So, I decided that I had to do something to prove the truth to you. And the DNA test results show that we’re not actually siblings. You’re probably wondering why I didn’t show you the results right away when they came out. So, we could finally understand each other and not have to be separated anymore. But then I thought…Love shouldn’t depend on just one piece of paper. It should depend on how much we trust each other. And if that trust is strong enough, even without test results, Even if truth hasn’t been proven, we’d still love each other, and we wouldn’t let go of each other. But that’s not what happened. You were ready to let me go again, leaving me to suffer once more, just like the past 13 years. Don’t come looking for me. I don’t want you to suffer like I did. Maybe, us being apart is just another test. To see if we were truly meant for each other. If we are, we’ll find our way back to each other .But if not, I’ll keep you in my memories, and you’ll always be the one I love. And I’ll love you forever.

結局

2人の手紙には、
「学校に行け」だら「探してくれるな」だら、どちらも相手に対する心配と、
「no matter what happens I still Love you, and I’ll love you forever.」
(P:たとえ何があっても私はあなたを愛しているし、永遠に愛し続けている)
「always be the one I love. And I’ll love you forever.」
(W:あなたは、私が愛するただ一人の人。そして、私は永遠にあなたを愛します。)
と、同じ互いへの想いが綴られています。時間も年齢も、また、出て行き方も違う中で出した手紙に、こんなに同じ内容がある。
Wanさんが言っていた「あの時、私達に勇気があればずっと一緒にいただろう。こんなに長く待つ必要はなかった」はありえたのかもしれません。
ただ、変化や互いの成長を考えると、やっぱりどちらの置き手紙も、そのシュチュエーションも、必要だったんだろうな。

Plengさんの家出の意味は…?

Plengさんが家を出た事で、再会した時に2人は対等であり得たと思います。(13年間も必要だったのかは不明ですが…)
世間的には、医師のWanさんとその日暮らしのPlengさん、地位?立場?的な事だけを考えると、確実にWanさんの方が追い越したと思います。
でも、ずっとKhun-Plengと呼ぶような子供の頃からの立ち位置や、好きのバランス、互いの13年間の時間等の色々があって、再会時に対等に近い関係になっていたのかなと。互いの想いの変化もありますが、その互いの関係性の変化があって、初めて2人の関係性は動き出したのかなと思います。

Wanさんの最後の賭けの結果は…?

再会し動き出した2人の想いですが、13年間の時間中で変わっていなかった事も。
大切なPlengさんを自分の人生に取り戻すために、大切な人に見合う自分になるように努力し続けたWanさんと、
大切だから今の自分では釣り合わないと手を放し逃げ続けたPlengさん。狐とブドウの狐タイプなのかな…。そんなPlengさんだから、自分の過去の傷をえぐるような、大切な家族の思い出を汚すような、そして、やっとWanさんと一緒に歩いていこうと思えた人生をも否定するような出来事の連続に、傷ついて逃げたくなったのは分かります。
でも、2人の想いが重なって共に進みだした今は、手を取り合って一緒に問題に向き合える人がいる事に、その存在がすぐそばで手を差し出している事に気が付かないといけない。ただ、気付くだけでいいんです。1人で強くなったり努力したりではなく、2人でいる事にそばにいる大切な人に気付くだけで。13年前のように逃げ出してしまえば、本当に大切な人をこれ以上ない方法で傷付け失ってしまう。
…いや、もう深く傷付けてしまってるけど、今まで1人で立ち続けたWanさんが崩れ落ちてしまう前に、Plengさんがひっこめたその手でWanさんを抱き留められますように。

1つだけ勝手に信じている事

1つだけ勝手に信じている事
それは、どちらも自分から命を絶つような事はしないと言う事。どちらも、残される辛さを知っています。そして、Wanさんの手紙の中には、「互いに運命の相手であれば戻る道が見つかるはず。」と書かれています。そこに命を手放す選択肢はないはずです。まして、Wanさんは命を救うのが仕事の医者です。
だから、本当にその選択肢はないと信じたい。最後の海に向かう事は、ただの弾み(弾みも駄目だけど…)、何かの間違い(途中で正気に戻って、帰ってきて欲しい)であって欲しい…と願っています。

おまけ?

CHANGE2561さんのかなりネタバレ色強めのEP8の予告の中で、Wanさんが大丈夫な事も、また2人一緒な事も分かってるので、とりあえず安心。
その中で気になる事は、「今度、バンコクにいくから、会いましょうか?」とWanさんにLineしてきた「1st」さん。こんな最後で出してくるの!?
ちなみに、1stって、本人の名前から…でいいんだよね?
Wanさんの初めての人って事じゃないよね?ワンナイとのワンじゃないよね?そんなド直球な、名前変更はしないよね?
そして、Gapでの1stさん、Blankでの1stさん、なんならBlankでは2人(最終話に出てきた年を取った時の1stさんもいる)
年齢的には、いつ頃の1stさんなのかな?GapとBlankの間位の年齢だよね。
そしてAffairでは、誰が演じるのだろう。そんな面からも、EP8楽しみです。


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