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【タイGL】Affair ①『17歳から30歳へ』

(ただの、イチ個人の感想書きなぐりです。)


はじめに

Affair

この英語表題の「Affair」、事件や出来事と言う意味の他に、既婚者が関わる浮気=不倫の意味があります。番宣でも不倫GLと流れていていました。EP7まで見進めた結果、事件や出来事を意味している割合の方が多いんじゃないかと勝手に決定しました。パチパチパチパチ
確かに、WanさんはEKと離婚が成立していない間にPlengさんと…ですが、これに関しては個人的に不倫色がほぼ感じられない…からNoCount、ノーカンです。なんなら、EKの方が不倫相手なような感覚…。(EKファンさんごめん)
と言う事で、AffairをEP7までみての個人的な感想を。

そして

 Affairを見ていて思ったのが、変わる事と変わらない事のバランス。
①変わる事は、17歳から30歳への時間の中に
②変わらない事は、Gemini(双子座)への思いの中に
③行き詰まる2人の関係(バランス)を変えるきっかけを置手紙に
そして、2人の動き出す時間の象徴として、『I'm Yours』があるのかな…と思います。
とにかく、WanさんとPlengさんの『関係のバランス』が動くこと、それが、2人の関係性を進めて行ったような気がしています。


2人にとっての2つの年代

何故17歳と30歳の時期を切り取っているのか?どうして、こんなにも長く2人は離れていないといけなかったのか?
2人の関係のバランスを変化させるために、13年と言う年数…というより「学生時代」と「大人になってから」の2つの設定が必要だったのかなと思います。
(調べてみると、タイで飛び級せず医学部卒業すると最短で24歳。卒業と同時に医師国家試験に受かっているなら、そこから働き始め、まずまずの暮らしができる年齢→30歳設定だったのかもしれません。)

17歳 若いからこその2人の距離

17歳の2人は、家政婦の娘で勉強もイマイチ(のフリ)のWanさんと、主の娘で音楽の才能がとてもあるPlengさん。
そこには、上下関係とまではいかないけれど、お互いの立場や気持ちからくる2人だけのバランスがありました。(姉妹で言えば、Plengさんがお姉さん?)
友達はWanさんしかいないPlengさんと、Khu-PlengだけがいればいいWanさん。もう既に、互いが姉妹や親友で、愛する存在だとも認識している2人。
大好きだから、Plengさんが心の奥に押さえ込んでいる気持ちを動かしたい、それは自分と同じ想いだと感じたいWanさん。
同じように惹かれているのに、その気持ちを恋愛として受け入れられず…、いや、Googleで調べている事をみると認識はしているが行動に移せない、何なら積極的になかった事にしょうとする…Plengさん。
それは、何故なんだろう?何に対しての不安なのかな…。今の関係が壊れる事への不安なのか、マイノリティに対する物なのか…不明。
とにかく、庭でこけて唇が触れそうになった時や、着替えの最中に部屋に入ってしまった時、お風呂に一緒に入っている時等、心が理性を上回わり触れそうになる度に距離を置こうとするPlengさん。ってか、これだけ触れてしまいそうな機会があり、触れたい気持ちも間違いなくあるのに、よく耐えきったなぁPlengさん(ある意味尊敬)
このままではいつかバレてしまう…とまで言っているので(EP2-1)、自分の想いは分かっていたはずです。

でも、Plengさんが両親を亡くし、地位や全てを無くした時に、もう2人のバランスは少し変化していたと思います。

学校で、元バンドのメンバーとの喧嘩後、
「傷付けてごめんなさい。あなたの負担になって…。」とPlengさん
「あなたは、私にとって負担なんかじゃない。負担になっているのは私の方。あなたは私から離れようとしていたけれど、私に離れる事ができませんでした。だって私は、あなたをとても愛しているから」とWanさん
「私も同じ位、あなたを愛しています」
もう、この頃から既に両想いの2人。

ここまでの距離、本当にあと一歩なのですが、このままWanさんの家に居候していれば、プライド?的なものから負担になったり頼ったりしたくないPlengさんでは、先に進めなかったのではないかと思います。
そして、より その部分に刺さるPlengさんの隠し事。③『手紙』にも書きましたが、きっと、1番悲しかったのはWanさんの嘘。そして、自分を偽る事で、「あなただけが素晴らしい人になれるのです。」と言う言葉を当たり前のように口にした事。「愛しているから、そうした」と言われたら、私ならきっと悲しい。どんなに大切な相手でも、一緒にいる事に悩んでしまう。
だからこそ、この2人のバランスを変える必要があったのかな…と。
そのための13年だったのだと思います。


30歳 大人としての再開

30歳の2人の立場は、13年の時間の流れによって、医師になったWanさんと毎日を生きていくだけで精いっぱいのPlengさんというバランスに変わりました。
この立場の入れ替わりが、2人のバランスを対等に近いものにしたのではないかと思います。

「もう、以前と同じ私ではない。Wanと張り合えるような事は何もないし、以前のようにわがままだと放り出されるかもしれないでしょ。」「でも、あなたも変わったよ。もう、ほとんど笑顔もないし…。」とPlengさん
「それは、あなたがいなかったらです。今は、あなたと一緒だから、私は元のwanに戻ります。どんなあなたでもあなたを愛している私に。だから、あなたも同じPlengに戻るべきです。その方があなたに合っているから。」とWanさん

ココで言っているように、Plengさんがどうであってもブレる事なく想い続けるWanさん。変わらず昔のままKhu-Plengと呼びますが、13年間、探し苦しみ続けた事、いつか逢うPlengさんのために努力し続けてきた自信が、17歳の時より強くしてくれていたと思います。
一方、Plengさんは、自己中心的な性格で他人の気持ちが分からない所もありましたが、全てを無くして1人で生きてきた時間の中で、他人の事を思ったり意見を聞いたり、誰かを頼る事もできるようになっていたと思います。(以前のPlengさんなら、EKのホテルでの仕事なんか断っていたのでは…?)
こんな大きな環境の変化の中で、捻れる事なく真っ直ぐ生きてきたPlengさん。そして今、できるだけWanさんには負担をかけず、できれば対等にいたいと思っているPlengさん…。

その変化したバランスと、再開してからの時間が、2人の互いの想いへの確信をくれたのだとも思います。
だからこそ、それでも、一線を越えられない、Plengさんの煮え切らない態度がもどかしいし切ないし、そして、腹立たしかったのだと。

そして、13年の年月がWanさんを
きちんと怒れる人に押し上げている。

13年の時間、一瞬も忘れる事なく、Plengさんのためだけに生きていたWanさん。13年の間、忘れていた訳ではないだろうけど、生きる事だけで精一杯だったPlengさん。でも、それでも他の仕事ではなく音楽で生計を立てていたのは、死を選ばなかったのは、心にWanさんがいたからなんじゃないかなぁと思っています。話が逸れました…。
そして、思いもしなかったEKのファインプレー。

13年のWanさんの悲しさを辛さを、Plengさんに伝えてくれてありがとう。
意図してないとは思うけど、背中を押してくれてありがとう。
こうして、1つ1つのAffair(出来事)に背中を押されて、Plengさんが変化する事でWanさんの元へ登って行っているように思います。


そして、大人の事情😁

Affair起こり過ぎのEP7
いやぁ、詰め込み過ぎ感のある、この重すぎEPにはびっくり。
EKに関しては、ちゃんとしときってPlengさんがずっと言ってたのに…。
ずっと願い続け求め続けた、ただ一人の人Plengさんと結ばれて、嬉し過ぎて少しEKの事を読み違えたのかな…。
にしても、自殺は、残された人の大きなトラウマになります。それが大切な人や、大好きな人ならなおさら。その父親の亡くなり方と同じ、ピストルを使っての目の前での自殺(未遂)。Plengさんが、フラッシュバックして動けなくなったのは当たり前だと思います。その時に、Wanさんが医師として、すぐに動けた事は尊敬します。
でも、それ以上に、フラッシュバックのパニックの中、Wanさんの声がPlengさんに届いた事に気持ちがギュッとなりました。
きっと、これ以上何もなければ、Wanさんの側で、Plengさんは強くいれたと思います。
なのに、Wanママ何してくれてんの?
「ここまで言わないなら、墓場まで持って行って?もし言うなら、もっと早く皆が生きてる時に言ってよね。」…です。

ホント、『Affair』の浮気担当は、EKと、Wanママ&Plengパパなんか〜い!!
主Capの2人の事じゃないんやないかいっ!!(良かったけど)

と、とりあえず、明るめに突っ込んどいて、この重すぎる出来事については、次の②Geminiで書けたらと思います。



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
何か思われる事がありましたら、是非ぜひ教えて下さい😊
色んな見方や感じ方があると思います。色んな人と、Affairのお話ができると嬉しいです。



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