覚悟して退職願いを提出しよう 上司の引き止め工作に騙されるな
あなたが無事に転職先が決まり、今まで勤めていた会社を退職するときの絶対やってはいけないこと、それは
「上司に引き止められて、退職することをやめる」
です。
あなたが会社に退職を申し出たら、99%の確率で引き止められます。
大企業でも、今まで会ったこともないような偉い人から引き止めがある場合もあります。
私の知っている事例ですが、ある大企業30代の社員が退職を申し出た際、いままで話したこともない常務が引き止めに来たこともあったそうです。
優秀な若手社員は、実は経営層にその存在を知られているケースがあります。
将来の経営層候補ということです。
そのような優秀層が辞めようとすると、会社は引き止め工作を図ります。
「希望する部署があれば異動させるから、考え直してくれ」
「すぐにでも課長にする計画なんだけど、考え直してくれ」
など、かなり嘘くさい言葉で引き止めます。
しかし、絶対にその言葉に騙されてはいけません。
会社がそのような約束を守ることなんてあり得ません。
大前提として「会社はあなたを守りません」 これは間違いない。
「社長」でさえ会社は守りませんからね。
役員クラスの偉い人たちから、自ら退職を引き止めたら
「俺って結構評価されてるなー。このままこの会社でもいいかも」
と錯覚してしまいそうですが、絶対にその手に乗ってはダメですよ。
私は多くの社員が退職する過程を見てきましたが、ほとんどの方は引き止めても退職します。
ところが稀に引き止めに応じた人もいました。
その方がその後どうなったか。。。数年後、結局、辞めました。
引き止められた際の甘い言葉は、当然履行されず、自分の居場所もなく、ただただ居心地の悪い職場で無駄な年月を過ごしたのち、悪い条件で次の会社に移っていきました。
2回目の退職は流石に引き止め工作は無かったみたいです。
ということで、退職を決心したら、絶対に退職しましょうというお話でした。