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2024J1第1節東京ヴェルディ対横浜Fマリノス

〇東京ヴェルディ 442
GK:マテウス
DF:、林、谷口、翁長
MF:山田楓、森田、見木、齋籐
FW:木村、染野

〇横浜Fマリノス 433
GK:ポープ
DF:松原、上島、エドゥアルド、渡邊泰
MF:渡辺皓、喜田、山根
FW:水沼、アンデルソンロペス、エウベル

 〇マリノス保持VSヴェルディの非保持
433のマリノスに対し「442」で構えるヴェルディ。ヴェルディは2トップがアンカー喜田を消すようにマークを受け渡しながら2CBへプレス。
マリノスのSBにはSHが、IHにはCHが、WGにはSBがほぼマンツーマンでついていく人基準な守備で、かつ最終ラインを上げてコンパクトにし縦圧縮。
マリノス両CBはプレスをかけつつ出しどころを塞ぐヴェルディの守備に苦しんだ。
時折山根がCBからボールを引き取るためにサイドに流れる動きを見せるも周りとリンクできず結局CBに戻すだけとなってしまう。
ボール回しが外回りにさせられ焦ってパスを出してロストするシーンが多くカウンターから決定機を作られてしまう。

〇ヴェルディ保持VSマリノスの非保持
立ち上がりはシンプルにマリノスのSB裏のスペースに蹴り飛ばす安全策を取るヴェルディ。この選択がいきなり功を奏す。
2分。谷口のクリアボールの処理をマリノスCBがもたつく。ポープが飛び出すも上島との連携が甘く結果エリア外でのポープのハンドを取られる。
このFKを山田楓が直接決めてヴェルディが先制。
先制後のヴェルディはただシンプルに蹴り飛ばすだけではなく、降りる森田を、GKとバックラインからマリノスのプレス隊の動きを見ながら効果的にボールを動かしつつライン間に立つ染野や齋籐にボールを送り込む。

〇マリノスの変化
①30分からフォーメーションを「4231」に変更。喜田と渡辺をCH、山根がトップ下に入る。
ヴェルディの2トップは後ろのマリノスのCHを気にしながらCBにプレスに行かないといけなくなるためCBへのプレスが少し弱まった。
押し込むときは2CHのままではなく1人がアンカーの位置でもう1人がIH役になっていた。またこの日はSBは基本大外に立っていたが、このシステム変更から攻撃側でないサイドのSBはアンカーの喜田の横にいてカウンター予防のポジショニングを取っていた。
自陣保持は「2ー2」にし攻め込む際は433継続のような感じ?
②56分水沼、喜田に代えてヤンマテウスと宮市を投入。
渡辺と山根がCHでなんとエウベルをトップ下にする。
ヴェルディ2CBの対応する相手を2枚に増やすことに加え、宮市がどんどん裏に走ったり縦に仕掛けることで、ヴェルディのバックラインを押し下げる意図があった。
③72分渡辺、エウベルに代えてナムテヒと天野を投入。
山根をアンカー、ナムテヒと天野をIHにし、「433」に戻す。
両WGの横に攻撃的なIHを置きサイド攻撃の強化を図る。
④81分山根に代えて植中を投入。IHだった二人をCHにする424のファイアーフォーメーションにし総攻撃を仕掛ける。



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