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【Mutual Opinion・[Ⅰ]/[4]③】〜『病気は、何処から始まり、何処へ行こうとしているのか!?』[第Ⅰ章(部位別)〜4節(頭部/耳👂)③]
●「身体部位別の医学的体質診断(『東洋医学』/『西洋医学』の共存を掲げ、〜病気を診断する)」[第Ⅰ章(部位別)〜4節(頭部/耳👂)③]
【アプリ-Beginning】〜【Kampo Opinion】より、視点を替えて、…[「身体部位別」の医学的体質診断を、『東洋医学』/『西洋医学』の両面からアプローチしてみよう!! …多部抜粋]、
◉[第Ⅰ章(頭部)〜4節(耳👂)③]/『西洋医学的分析「■分類」』、
◉【耳👂疾患と認定する、主な症状&病気について】〜
◆[耳が痛い/耳が痒い]、
+(「外耳炎/中耳炎/外耳道炎」等を含む)
◆[耳漏(耳垂れ)]、…
◆[耳から血が出る(耳介血腫)]、…
◆[耳鳴り(耳が詰まった感じ)]、
+(「耳管狭窄症/耳閉感」等を含む)
◆[耳鳴り(自声共鳴)]、
+(「耳管開放症」等を含む)
◆[難聴(耳が聞こえない/聞こえ難い)]等、…
以上、「スタンダードな症状&病気(器質的な疾患を除く)」です。
〇上記は、「耳👂疾患(耳の病気)」の種類、全てである…。
・大まかに別けて、…
◇『炎症性/化膿性』に、関する疾患。
◇『症状/症候群』に、分類する疾患。
◇『耳👂の機能』に関する疾患。
◇『外的要因/外邪(気圧)』に関する疾患。
等に別けられます。
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◉[第Ⅰ章(頭部)〜4節(耳👂)③]/『西洋医学的「■解説」』、
■【耳疾患】〜【耳鳴り(耳管開放症)&難聴(耳が聞こえない/聞こえ難い)】、
➀『耳鳴り(耳管開放症)』定義〜
・[「唾を飲み込んだり、欠伸」の時にだけ、「開く耳管が、常に開きっぱなしの状態」の事を云う。]
※[この場合、「鼻腔と中耳腔が常時繋がってしまう」事で、「鼻腔内の音とかが、中耳に伝わり、いろいろ不快な症状が出現します。]
●「耳管開放症の原因について」、〜
・[「身体的ストレス/全身疾患過剰なダイエット」による体重減少や脱水 等。
女性では、「妊娠や経口ピルの服用/先天的に耳管が開放状態にある方」もおられますが、原因不明の場合も多い。]
●「耳管開放症の症状について」、〜
・[「多くの方」が一番感じる症状は、『自声強調(じせいきょうちょう)』と云う、「自分の声や、呼吸音が大きく聞こえる、耳や頭に響く」等の事である。
・[自分の呼吸音で聞きたい音が聞こえにくくなる。また、自分がどれくらいの大きさで喋っているのか、分からなくなる。]
※[常に この状態が続くと、会話も苦痛になり、日常生活に大きく支障が出る事があり、「うつ病的症状にまで発展する」場合もある。 また、「鼓膜が呼吸と共に動揺する事で、耳の違和感、閉塞感(耳閉感)を感じる」場合もある。]
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②『難聴』(聴覚障害)定義 〜
■[「難聴」とは、「音が聞こえづらくなっている状態」を難聴と云います。
「耳の聞こえ」は、「音が外耳→中耳→内耳と伝わっていき、最終的に脳に伝わって音として認識される」という仕組みになっています。 しかし、「外耳、中耳、内耳の各部位で何かしらの異常が起こる」と、「難聴」に繋がってしまう。
◆【外耳疾患による難聴】、
・[「外耳道が異物や耳垢で閉塞してしまう事」が原因となって、鼓膜に音波の振動が伝わらなくなる難聴の事。]
※[例えば、『外耳炎』 等。]
◆【中耳疾患による難聴】、
⦿『耳管狭窄症(耳管カタル/中耳カタル)』
・[「鼻から耳へと繋がる耳管」は、「中耳の中の空気圧を調整する働き」がある。
しかし、「耳管が閉塞する」と、「中耳腔の中が陰圧となり、耳が詰まった様に感じる」症状を示す。]
⦿『急性中耳炎』、
・[「鼻/喉を通って、中耳の中に細菌が入り込んで感染する」事で、『急性中耳炎』へと繋がる。すると、「中耳の中に膿が溜まり、聞こえづらさや激痛と云った症状」が現れる。]
⦿『滲出性中耳炎』、
・[「長期間に渡って耳管の狭窄が続く」事で、「中耳腔に水が溜まり、難聴が起こる病気」である。「小さな子供の難聴」は多くの場合が『滲出性中耳炎』だと考えられる。]
※[「滲出性中耳炎」は、「急性中耳炎」とは異なり、炎症が軽度な為、痛みを殆ど感じ無い。]
◆【内耳疾患による難聴】、
⦿『メニエール病』、
・[「内耳にリンパ液が過剰に溜まる」事で、「難聴/耳鳴り/耳詰まり」等の症状が起こり、繰り返し起こる症状に悩まされる様になる。]
※[「目眩いの発作を繰り返し起こし」ながら、「難聴の症状も徐々に悪化」していく。]
⦿『突発性難聴』、
[「急に音が聞こえ難くなる病気」である。
「内耳血管の血流の異常やウイルスへの感染が原因となる」と云われていますが、早期治療によって完治を目指す事が可能である。]
※[『耳鳴り/目眩』の症状も併発する。]
⦿『ストマイ難聴』、
[「結核の治療」に使用される「カナマイシン/ストレプトマイシン」は、「内耳へ毒性を持っている」為、薬の使用中は「難聴/目眩の副作用症状が起こり易く」なる。]
※[これらの薬を使用している間は、定期的に聴受けて聴力を確認していく必要がある。]
◆【騒音性難聴】、
・[「騒音環境下の長時間の仕事/ロックライブの騒音/長時間のヘッドホンの使用」によって難聴が起こる場合を示す。]
※[「内耳へ過剰な刺激が加わる」と、感覚細胞にダメージが及び、「1回で大きな騒音を聞くと難聴やめまいを起こす」様になる。]
◆【老人性難聴】、
・[加齢によって、内耳の神経や血管が老化する」と、「難聴が次第に進行していく」。
※[難聴に気づくタイミングはそれぞれですが、「高い音から次第に聞こえなくなっていき、セミの鳴き声のような耳鳴りが起こる方もいる」。]
◆【神経性難聴】、
・[「老化/変性/腫瘍/血管障害/炎症」等によって、「内耳から脳へ至る音の伝達経路に異常が起こる」事で難聴が起こるもの。]
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■【耳鳴り(耳管開放症)&難聴(聴覚障害)】[『西洋医学』的 セルフチェック事項〜]
◆[耳👂が痛い/耳👂が詰まる感じがするか!?]、
◆[耳👂が聞こえ難い時があるか!?]、
◆[耳👂鳴り/目眩いの症状があるか!?]、
◆[体重減少の兆候があるか!?]、
◆[「症状(自分の声や、呼吸音が大きく聞こえる/耳や頭に響く)等」が出た時に、「寝転がる/前屈してみる」と症状が和らぐか!?。]
※「前屈みになる事」で、「症状が和らぐ」場合は『耳管開放症』の可能性が高まります]、
〜(以上、…耳👂管開放症)
◆[「症状(自分の声や、呼吸音が大きく聞こえる/耳や頭に響く)等」が出た時に、「首を押さえてみる」と、症状が和らぐか!?。]
※「首を押さえてみる」事で、「症状が和らぐ」場合は『耳管開放症』の可能性が高まります]、 〜(耳👂管開放症)
◆[「症状(自分の声や、呼吸音が大きく聞こえる/耳や頭に響く)等」が出た時に、「鼻をすすって症状が和らぐ」か!?…。]
※「鼻をすする」事で、「症状が和らぐ」場合は『耳管開放症』の可能性が高まります]、
〜(耳👂管開放症)
◆[耳が詰まる様な感じがするか!?]、
〜(耳👂閉症)
◆[自分の声が響く感じがするか!?]、
〜(耳👂閉症)
◆[鼻をすする習慣があるか!?]、
〜(耳👂閉症)
◆[水分を、殆ど取らないか!?]、
〜(耳👂閉症)
◆[ダイエット等をして、急激に体重が減ったか!?]、 〜(耳👂閉症)
◆[環境が変わりストレスが増えたか!?]、
〜(耳👂閉症)
◆[妊娠しているか!?]、
〜(耳👂閉症)
◆[「耳鳴り」が気になって、物事に集中できない時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
◆[夜寝る時に、「耳鳴り」が妨げになる時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
◆[「耳鳴り」が、仕事や家事の妨げになる時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
◆[「耳鳴り」に対して腹が立つ、イライラする時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
◆[「耳鳴り」がある為に、日々の生活を楽しめない時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
◆[「耳鳴り」から「意識を逸らすのは難しい」と感じる時があるか!?]、
〜(耳👂鳴り)
◆[ストレスがあると、「耳鳴り」が酷くなる時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
◆[「耳鳴り」が原因で、疲れを感じる時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
◆[「耳鳴り」の為に、不安な気持ちになる時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
◆[「耳鳴り」が体調に影響しないか!? 心配になる時があるか!?]、 〜(耳👂鳴り)
※[ここまでが、『西洋医学』的な「解説&質問事項」です。]
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□【耳疾患】〜【耳鳴り(耳が詰まった感じ/自声共鳴) 東洋医学的「■解説」】、
◇『耳鳴り(耳が詰まった感じ/自声共鳴)』、&『耳管狭窄症/耳閉感』、〜
●[『東洋医学』では、…『肝腎陰虚証』による「眼精疲労/視力低下が起こる」。]
【弁証論治(耳鳴りのタイプと治療)】
【耳管開放症と漢方の関係性】とは⁉、
⦿[「耳管開放症」は、「耳と鼻の奥を繫ぐ耳管が、開きっぱなしになってしまう病気」で、「自分の声が響く/呼吸の音が耳に響く/耳が塞がった感じがする」等の症状が出現する。]
※[因みに、『耳管開放症』の主な症状は、下記の通りである。]
・『自分の声が、響く』、
・『呼吸の音が、耳に響く』、
・『耳が塞がった感じがする』。
⦿「加味帰脾湯」、
・「主に精神の安定、ストレスを和らげる効果があります。ストレスは耳管開放症の原因のひとつですので、その原因へアプローチしていきます。」
⦿「補中益気湯」、
・「加味帰脾湯で効果がない場合に変更します。主に食欲増進や元気になるような効果があります。」
⦿「八味地黄丸」、
・「上記でも効果がない場合に追加します。体を温め、全体の機能低下の改善すなわち抗老化の効果があります。」
⦿「柴胡加竜骨牡蛎湯」、
・「ストレスや神経の緊張を和らげ、耳管の開きすぎを抑える助けとなる場合があります。」
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●次回、…【Mutual Opinionの章・[Ⅰ]/[5]➀】〜『病気は、何処から始まり、何処へ行こうとしているのか!?』[第Ⅰ章〜5節(頭部/顔🌝)➀]「身体部位別の医学的体質診断(『東洋医学』/『西洋医学』の共存を掲げ、〜病気を診断する)➀」へ、続く…。