台風が近づくと聴く曲。
台風が来ると、いつも「真っ赤な糸」の歌い出しを思い出す。
切ない曲で大好きなのだが、特に最初の歌詞がすごくかわいい。
ゆっくりゆっくり進む台風は、まだ明日はこちらに来そうにない。
大雨とか強風とか雷は、迷惑だし危ないし良いことなどないのだけれど、酷いお天気の日に何処かに籠って外を眺めるのが好きだ。
ザザ降りの中、靴の中までビシャビシャにして歩くのも、後に予定がなければ嫌いじゃない。この時期の雨は温かいので、いっそ傘をささずに歩きたい。
台風ではしゃいじゃうような二人も、別れてしまう曲。最後は「さよなら ああ」の繰り返しになる。
思いを残してお別れするのはつらいだろうな。
わたしなら最後はなんて言うだろう。
いつも通り「またね」なんだろうな。
絶対にいつかやってくる時を、想わない日はない。
考えるだけで悲しいけれど、後悔しないようにしたい。
言葉には出さないけれど、
いつだって
「今日が最後かもしれない」
と思っています。