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【詩】やめない

みんな楽しそうに
なかよくしている

エリートの集まりのnoteには
スゴい作家さまがたくさんいて

僕は道をあけてひとり
ひれ伏してばかり

詩なのか
詩でもない
詩なのかこれは
詩ではない

才はない

とんでもないところに来たようだ
僕にはハードルが高い見上げるほど

君が大好きで君に近づきたくて
詩を学ぼうって思ったけど

君に美しい詩を贈りたくても

思ったことをそのまましか書けやしないなんて

ぽんこつのろくでなしの運転者が大それたことを

承認欲求ってはじめて知ったけど
それもしんどいね

道端のゴミのようだ僕は
物流センターで待たされ
休息時間に詩を書いても
運転中にねむくて大声で叫んでも
君に届かない

カッコいいユニットで
Mステに出る韓流スターだったら
今夜この詩が君に届くのか

君に届くのか

僕はどれであっても
君に認められやしないんだ

さみしいけども
そうなんだ

誰かを大好きでいることは
歌を歌うよりも美しいけど

汚れた安全靴とヘルメットと汗まみれの作業着が
大好きを書いても届くことはない

きれいなカフェを知らん僕は
スーツでエリートのアイツにも劣るんだ

うまい棒百本買ってプレゼントするアホだ

ブランド名もわかりません

君が大好きなことしかわからんアホだけど

大好き一途をやめないよ




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