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【詩】てつ学①

疲れて星空を見上げて泣くことがありますか

疲れて星空を見上げて泣いたことはない

君に捨てられ宿無しのころ泣いただけだ

他には泣いたことはない

いや忘れただけだって
この世界に出てきたときはみんな泣いた

それは
あこがれのあそこから出てきたときだ

僕は泣いたんだろうな、きっと

君のあこがれのあそこに僕が無性に帰りたいのは

泣くことを思い出したいからに違いない

泣き声も涙も愛情も
あそこから出てきたときが一番きれいなんだな

僕は知っているエロじゃないんだ


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