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私は丑のようになりたい。
学生時代、
生徒会に入りたくて自己紹介文に書いたこと。
「私は丑のようになりたい。」
なかなかファンキーです。
牛といえばのんびり、食いしん坊、怠惰のようなあまりいいイメージがないかもしれません。
「牛ではなく、丑です。」
干支の物語に登場する丑。
自分の歩みが遅いという弱点がありました。
それをカバーするため、丑は誰よりも早くスタートしたのです。
その結果、2位になりました。
1位をネズミに取られても決して怒ることなく、自分が2位になれたことを喜ぶ丑。
私は子どもながらに誇りに思っていました。
そう私は丑年。我らが丑さんだから。
周りの友達はネズミがずるいと言っていました。
たしかにそうかもしれないけれど、私はそれ以上に丑の計画的で努力家なところに惹かれたのです。
「私も丑のように計画的に行動し、決して歩みを止めず、みなさんがよりよい学校生活が送れるよう努めていきます。」
結果、見事当選いたしました。
卒業してしばらく経った後、校長先生に
君のことはよく覚えてるよ。
あんなに印象的な自己紹介文見たことない。素晴らしかった。印象的だったから活動の様子もよく見てたけれどきちんと有言実行してたな。
とお褒めの言葉をいただき嬉しかったです。
私は丑年。
これからも丑のように生きていきます。
アイコ。
ちなみに写真はバンクーバーで突然現れた
牛の銅像です。
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