米国株の９月相場統計

2024年9月8日 07:58

１８

こんにちは！９月に入り今シーズンも夏が終わろうとしています。

まだまだ暑い日が続きますが、体調を崩さず頑張っていきましょう。

今年も９月がスタートしました！９月の株式相場は歴史的に見てネガティブな傾向があります。

なぜ米国株が９月相場が悪いのか、要因を解説していきたいと思います。

皆さんの９月って言われて思い浮かべることと、９月の株式相場ネガティブ要因を比較してみても面白いかもしれないですね。

９月の米国株相場は歴史的に見て興味深い動きをすることが多く、他の月と比較して特有の傾向があります。

１年を通して最も値動きが悪い月としても知られています。

まずは簡単に

①歴史的なパフォーマンス

②要因

③最近の動向

④今年の９月相場の展望

・ネガティブな傾向：歴史的に見て、９月は米国株式市場で最もパフォーマンスが悪い月の１つとして知られています。

S&P５００指数の過去のデータを見ると、９月は平均して僅かなマイナスのリターンを示すことが多いです。

この傾向は「９月効果」とも呼ばれているそうです。

・ボラティリティの増加：９月には市場のボラティリティが増加する傾向っも見られます。

これは、夏の間の低ボリューム取引が終わり、投資家が秋に向けてポートフォリオを再調整し始めることが影響していると考えられます。

・ファンダメンタル要因：９月に株価が下落する理由として、ファンダメンタルズの変化や企業の業績見通しの調整が挙げられます。

特に、年末に向けた企業の四半期決算が近づくと、投資家はこれらの業績予想に敏感になります。

・マクロ経済の影響：経済指数の発表や連邦準備制度（FRB）の金融政策に関する発表が９月に集中することも、株式市場に影響を与える要因の１つです。

特に、インフレ率、雇用統計、消費者信頼感指数などの重要な経済指標が市場の方向性を決定付けることがあります。

・季節的要因：一部の投資家は９月に税金対策やポートフォリオのリバランスのために売却を行うことがあります。

このような季節的な要因も市場の下落圧力となることがあります。

ここ数年の９月相場の傾向です。

・２０２０年９月：COVID−１９の影響で市場は引き続き不安定な状況が続きましたが、９月にはテクノロジー株の大幅な売りがあり、S&P500は約４%下落しました。

・２０２１年９月：インフレ懸念とFRBの金融政策に関する不確実性が高まる中、S&P500は約4.8%下落しました。

・２０２２年９月：FRBの利上げ継続とインフレ高進の懸念から、S&P500は約9.3%の下落を記録しました。この期間、そしてこの年は米国株にとってかなり厳しい年となりました。

・２０２３年９月：中国の不動産会社の相次いだ倒産により米国株にも不安感が残り丁重な動きを示しました。S&P500は約5.3%下落しました。

・FRBの政策：９月に利下げの踏み切るのかが注目されています。パウエル議長は市場との対話をしっかり行って利上げを示唆していますが。

何%の利上げなのか、今後の利上げ観測は？など重要ポイントがいくつかあります。楽しみです。

・経済指標：９月にも重要な指標が発表されます。雇用統計、失業率など下落要因になり指数の発表直後には注目です。

・大統領選：今年は大統領選があります。トランプ氏とハリス氏の構図は決定的ですが、討論会やどのような政策を行うか、トランプ銘柄、ハリス銘柄があると思いますので注目です。

９月相場は、歴史的に見てネガティブな傾向があり、ボラティリティも高くなることが多いです。

しかし、これはあくまでも過去の傾向に基づくものであり、未来の相場の動きは多くの要因に依存します。

投資家にとっては、９月に注意をはらいながらも、長期的な視点での投資戦略を継続し、下落を狙って追加投資できるタイミングを待ちましょう。

本日はここまでです。待つのも

ｍ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？