季節の花、花の思い出
ご無沙汰していました。記事を書いて15か月連続でnoteに書かせていただいています。
福岡市の繁華街天神にミーナ天神という商業施設があって九州最大規模のユニクロが出来ています。
最大規模ということはユニクロは生花を扱っている店舗です。
中秋の名月の頃はりんどう、ケイトウ、ススキなどお団子だけがなくて季節感を取り入れた花々を扱っていました。先日行ったときには秋の薔薇でしょうか深紅の薔薇とまだりんどうが扱っていました。ユニクロ季節感があって風情があるなと思っています。
ユニクロは一束330円で3束買うと990円で、もう少し高くて花束にして売っているのは1600円くらいだったと思いますが、天神は天神価格のものが多いので花もそうです。天神地区は青山フラワーマーケットの店舗が多く繫華街なので花も高めです。ユニクロは天神ではお買い得の花々になります。
今は少しはお花の名前も覚えるようになり季節の草木なども少しわかりますが、20代前半でも薔薇、百合の花、カスミソウくらいしか人に差し上げるときには浮かばなかったのですがつまり風流な心持がなかったということです。今も人さまから教えられることが多いです。
20代で花屋さんからプレゼントするのなら(季節で)これのほうが良いよ、や、春にはスイートピーと菜の花ねこやなぎなどと合わせたり、秋にはりんどうと赤いケイトウをあわせたり、クリスマスには赤と白のカーネーションでアレンジしたりと季節感にあったアレンジを教えて下さったように思います。とても感謝しています。
生まれ育った町は5万人の小さな市でしたが花屋さんも多く、まだ年配の方の商店が立ち並んでいて自宅に生ける花なども置いていました。花屋さんは力仕事なので愛想は悪かったですが、愛想が悪くなければ流行るのにと思っていました。花屋は愛想が悪いねと今は亡き叔母と話したものです。田舎だったからかも知れません。
亡き叔母は大根の花という青紫の可憐な花が好きではがきに大根の花を書いて送ってくれたこともあります。絵を描く花屋さんもいました。ほかの花屋さんは花とは関係がないですが子供の時分に1円でもお金だよ大切にしないとと教えてくれてもいました。
もう生まれ育った町は親せきは住んでいますが家族は住んでいないので行くこともないのですがもうスーパーで花を売っているだろうし、大きな商業施設が出来て街中もさびれているという話ですが、まだ花屋さんで人に、好きな人に、贈り物に、自分に、花を買って生けているといいなと思いますがそういう小さな心の潤いが続いているのだろうと思います。
天神のユニクロの生花コーナーをみながら花の思い出を思い出したりしています。
読んで下さってありがとうございます。今の季節はハロウィンのアレンジメントなのでしょうか。入荷する花も秋から冬へと変わっていくのでしょう。
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