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子の下着はギリ数でなくていい

そのとき仙台市中心部にいて、津波の被害はなかったものの、東日本大震災を経験したのに、
あのときのつらかった、困った、大変だったことを忘れかけているような気がする。
経験してなお、記憶がどんどん薄れていく。
語りつぐことは大事なことだなぁ、と感じます。
と、いうのも、子どもたちの衣服を必要最低限にしよう!と躍起になっていたため。
そうだ、必要最低限だと、震災時、足りなくなるんだ…
ふと思い出しました。止まる水道、出たと思ったら、氷のように冷たい水。
自分は大人だから、冬だったし、服とブラトップはしばらく着続けるとして、パンツ(ショーツのことね)…
パンツだけはせっけん水洗いして、干していた、ような記憶がある。水は、給水所からもらってきたもの。
タオルをカセットコンロで沸かした湯で絞り、体を拭いたな。お風呂に入れず何日目か、頭がかゆくて、発狂しそうになったな。
そのあと、カセットコンロで沸かした湯で頭を洗ったけど、ガスボンベがなくなってしまう、と気が気ではなかったな。
おとなはいい、我慢できるから。
でも、幼児は…
食事やらで服を汚すだろうし、汗もかきやすくて湿疹でるかも。おしっこも漏らす。

だから!!!!!!!!!

子の衣類は、多めでもいい、と考えを改めました。

前までのわたし……
「服、特に売ったり譲ったりできない下着、肌着なんかは、ギリギリでいいな、きれいなまま捨てるのはもったいないからな。」

ええねん!!!!!!!
子の小さい今だけは多めに持っといていい!!
仕方ない!サイズアウトしたらウエスにしよ!!!

服の数ギリギリ族のみなさん、そういうことなので、どうぞ参考になさってください。

ちなみに大人の服も多めに持っておくことをおすすめします。古くて捨てるような服を2、3セット、非常持ち出し袋に入れておけばいいのです。

備えをして、憂いを減らしましょう。

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