ガラスの仮面の終わり方
少女漫画が好きで少女8少年1それ以外1くらいの割合で少女漫画を嗜んできました。ガラスの仮面。大好きです。コミックとさらにコミック文庫持ってます。今回は熱が強いので谷崎潤一郎の春琴抄のように画面にぎっちり文章書きたいと思います。先日ドライブ中にガラスの仮面を全然知らない夫に「美内先生がこの世に存在してるあいだに結末を書き上げていただかないと困る!じゃなくてもせめて…こういう結末だ、と言い残してくれればそれだけでもいい、その結末っていうのは〜…」と話していて、自分はこいういう結末を望んでいるんだ!?と気がついたので書き記します。たぶん、たくさんの人の望んでる結末とおおかた一緒なので、目新しい斬新な意見はないです。漫画未読で楽しみにしてる人は読まないでください。
まずシンプルにいうと、紅天女の座は亜弓さんがゲットするだろうなという予想。(希望)
亜弓さんファンは多いですね。私も主人公のマヤより亜弓さんのほうが好きです。2人目妊娠中、「腹の子が女の子だったらなまえはあゆみにしよう」と思うくらい亜弓さんを尊敬してます。両親金持ちのサラブレッドなのに自分に厳しく努力家、負けず嫌い。
最新刊では目が見えなくなって写真家のハミルと今まで知らなかった本当の恋、愛を知りつつある(面白すぎる展開、ハミルよくやった)。亜弓さんが紅天女をゲットする、を言い換えると「マヤが紅天女を演じない」、です。
マヤはもう…魂のかたわれ、真澄さまと梅の谷に駆け落ちです。地獄の底からも追いかけてきそうな真澄LOVE紫織さんから逃れるためには、梅の谷に駆け落ちしかないんですよ…マヤ自体が、紅天女になってしまう、っていうラストですね。もう、物語の最初からず〜〜っとマヤは「役になりきる」から天才って言われてきたわけですけど、なんかマヤって、観客がいようがいまいがお構いなしじゃないですか?「他の人物になりきるのって楽しい〜!」って。でもお芝居って、現代では、観客あってのものですよね。それを亜弓さんはちゃんと分かってるから、月影先生も亜弓さんを後継者に選び、「マヤ…あなたは仮面をつけ続けて生きるのです…」って呟いて終わりそう。
…というのがわたしの予想です。
みなさんの予想はどのようなものですか?
早く…早く、ラストを知りたいですね。
ちなみにわたしが一番好きなシーンはもちろん泥まんじゅうのシーンです!
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